キャンバスだけじゃない、こんなにあったダイハツ軽の“派生車種系”【懐かしのカーカタログ】

ダイハツ・ネイキッド
ダイハツ・ネイキッド全 18 枚

新型『ムーブキャンバス』はダイハツの軽自動車の派生車種系の1台。そこで今回は派生車種のそのほかのモデルを、当時のカタログとともに振り返ってみたい。

【画像全18枚】

ネイキッド(1999年)

ダイハツ・ネイキッドダイハツ・ネイキッド

1997年の東京モーターショーを経て、1999年、“自由自在にクリエイティブ・カー”をコンセプトに登場。ヒンジを見えるようにすることで約85度と大きく開くドアは、前後とも共通デザイン(窓枠部分は見てのとおり前後で異なる)を採用するなどし、機能をそのまま四角い形にしたようなクルマだった。

ダイハツ・ネイキッドダイハツ・ネイキッド

バンパーは前後とも3分割構造とし、しかもネジ止めで補修と脱着を用意に。ネジといえば、室内側Cピラー、バックドア内側に“M6”のネジ穴を用意しDIYに対応。後席は1脚約8kgで脱着を可能としていた。

マックス(2001年)

ダイハツ・マックスダイハツ・マックス

『MAX』の車名は『フェロー』『クオーレ』時代にもあった。当時のダイハツ車では『ミラ』と『ムーヴ』の間を埋める車種として登場した。立体駐車場にも入庫可能な1550mmの全高をもつセミハイトワゴンで、2ボックスのスタイリングはごくプレーンなもので、テールランプは当時のアルファロメオ(『156』など)を連想させるデザインだった。

ダイハツ・マックスダイハツ・マックス

グレードによりブルーかベージュのシート色が選べたり、エンジンに4気筒または3気筒のDOHCターボを設定するなど、外観によらず凝った内容をもっていた。

ソニカ(2006年)

ダイハツ・ソニカダイハツ・ソニカ

当時の広報資料には“フリースタイルカップルズ”がターゲットユーザーと書かれている。“爽快ツアラー”も謳い文句で、当時の『ムーヴ』のサスペンションをローダウン化し、バネ、ダンパー、スタビライザーなどは専用。それと軽自動車専用のCVTは開発され搭載している。

ダイハツ・ソニカダイハツ・ソニカ

ホイールベース2440mm、全高1470mmの低く長い独特のプロポーションは、1985年のホンダ『トゥデイ』、1992年のルノー『トゥインゴ』などがあったが、『ソニカ』は約90度開くドアを4枚もつ点が特徴だった。ちなみに当時のCMには女優の上戸彩が出演している。

ムーヴラテ(2004年)

ダイハツ・ムーヴラテダイハツ・ムーヴラテ

先頃2代目にモデルチェンジした『ムーヴキャンバス』の系譜を辿ると、その先代に当たるのがこの『ムーブラテ』だ。車名のとおり『ムーヴ』の派生車で、最大の特徴は曲線と曲面を用いた丸いスタイル。ウインドゥグラフィックは大きめのカド丸で、ランプも前後とも丸型、フロントバンパー1体のグリルの穴もオーバルだ。

ダイハツ・ムーヴラテダイハツ・ムーヴラテ

優しい色調のボディカラーはメタリック、マイカ、オパールなどで用意、内装ではソファ風のシートが目に停る。2006年には専用シート、アロマデフューザーなどを備えた特別仕様車のMOYU(モユ)を用意。

エッセ(2005年)

ダイハツ・エッセダイハツ・エッセ

後に『ミラ・イース』に役割を引き継いだ『ミラ』の派生車にしてエントリーモデルだったのがこの『エッセ』。とはいえ、『ルノー5』を思わす台形のシンプルなスタイルはなかなかチャーミングだった。車名は“ESSENCE(本質)”に由来したもの。

ダイハツ・エッセダイハツ・エッセ

当時の新開発エンジンは、スーパーインテリジェント触媒の採用で低燃費、優れた環境性能も発揮した。発売当時の車両価格は最廉価版で65万円(税抜き)から。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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