トヨタイムズ“編集長”の香川照之氏、「おとなの自動車保険」もCM見合わせ[新聞ウォッチ]

香川照之
香川照之全 5 枚

覚せい剤などの薬物乱用や反社会的勢力との関わりで人気スターが出演していたテレビCMや広告を打ち切られた例は少なくないが、本人の不徳の致すところとはいえ俳優の香川照之氏のように、週刊誌の報道で明らかになった過去の女性へのわいせつな行為が原因で、突如見送られる例はめずらしい。

きょうの各紙も「香川照之さん出演中止、週刊誌報道受けテレビ番組・トヨタCM」(朝日) 「香川照之さん番組・CM降板、わいせつ行為 ドラマは継続」(毎日)などと取り上げているが、トヨタ自動車では、香川氏を2019年1月から、社内報の「トヨタイムズ」の編集長役として、豊田章男社長に直撃インタビューする様子などがテレビCMなどで頻繁に公開され、トヨタの「顔」の役割を担っていたという。

週刊誌報道によれば、香川氏は2019年7月に東京・銀座の高級クラブでホステスの女性のドレスの中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取るなどといったハレンチ行為を繰り返していたという。

トヨタは、すでにCM放送は見合わせ、プロモーション契約も年内で終了する予定で、更新はしないという。また、ホームページのトヨタイムズ にも、シリーズとして掲載されていた「香川編集長の取材記」なども削除された。

また、テレビCMなどを見合わせたトヨタのほか、TBSも朝の情報番組「THE TIME,」に出演しないことを発表。一部の報道では、東洋水産、アリナミン製薬、「おとなの自動車保険」でなじみ深いセゾン自動車火災保険などもCMの放送や広告の掲載を取りやめるほか、サントリー、KINCHOは「検討中」としながらも「超売れっ子がお茶の間から姿を消す危機に陥った」などと伝えている。

2022年9月2日付

●新型クラウン第一弾を発売「クロスオーバー」(読売・8面)

トヨタスズキがリコール(読売・27面)

●値上げ止まらぬ秋、外食・原料や物流費高騰、鋼材・トヨタと日鉄合意上げ幅過去最大か(読売・8面)

●円安1ドル140円台(朝日・1面)

●8月新車販売前年比9.3%減、14カ月連続下回る(朝日・7面)

●香川照之さん出演中止、週刊誌報道受けテレビ番組・トヨタCM(朝日・27面)

名車デロリアン40年の時空超え、米、EVになって復活(毎日・6面)

新型トヨタ・クラウン新型トヨタ・クラウン

●日産リーフを値上げ一時受注停止へ(毎日・6面)

●脱炭素へ電動化加速、JFE、倉敷の高炉転換(産経・11面)

●江ノ電→未来行き、開業120周年記念出発式(東京・23面)

●エンジン車分離ルノー出資募る、中国大手などに打診か(日経・13面)

●首都直下に備え交通対策の訓練、警視庁、緊急車両の道路確保(日経・39面)

《福田俊之》

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