電動化戦略に向けレアメタル安定調達へ、ホンダと阪和興業が戦略的提携

中国市場向け、ホンダの電動化車両(参考画像)
中国市場向け、ホンダの電動化車両(参考画像)全 2 枚

ホンダは9月6日、電動車に必要なバッテリー用レアメタルの安定調達に向けて、独立系総合商社の阪和興業と戦略的パートナーシップを締結したと発表した。

【画像全2枚】

ホンダは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、2040年には四輪車におけるEV、FCVの販売比率100%を目指しており、2030年までに、グローバルで30機種、年間200万台を超えるEV生産を計画している。

阪和興業では、自動車産業の電動化に対応すべく、プライマリーメタル部門および2021年4月に創設した電池チームがニッケルやコバルト、リチウム等の正極材原料をはじめ、グラファイトやシリコン等の負極材用原料やリチウムイオン電池リサイクル原料など核となる重要資源の取り扱いを拡充してきた。

今回、ホンダは電動化戦略を確実に実行するため、資源調達に強みを持つ阪和興業と戦略的パートナーシップを締結。阪和興業が確保する採掘資源を核に、ニッケル、コバルト、リチウムといったバッテリー用レアメタルの中長期的な安定調達を図る。


《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  5. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る