ドゥカティのランボルギーニ仕様、世界限定693台が完売…予約受注開始から数時間で

車体の「63」のロゴはランボルギーニの創業年の1963年を意味

ホイールのデザインはウラカンSTOのデザインを踏襲

サーキット走行時のセットアップに使用できるアクセサリーが付属

ドゥカティ・ストリートファイター V4 ランボルギーニ とランボルギーニ・ウラカン STO
ドゥカティ・ストリートファイター V4 ランボルギーニ とランボルギーニ・ウラカン STO全 10 枚

ドゥカティ(Ducati)は9月9日、『ストリートファイターV4ランボルギーニ』が予約受注開始から数時間で、世界限定693台を完売した、と発表した。ストリートファイターV4ランボルギーニは9月2日、「ドゥカティワールドプレミア2023」の「エピソード1」でワールドプレミアされたばかりだった。

◆車体の「63」のロゴはランボルギーニの創業年の1963年を意味

ストリートファイターV4ランボルギーニは、ドゥカティとランボルギーニのコラボレーションの第2弾モデルだ。ランボルギーニ『ウラカンSTO』を連想させる専用のカラーリングと、特別にデザインされたコンポーネントを採用している。

ストリートファイターV4ランボルギーニは、2023年モデルの『パニガーレV4 S』が技術的なベースになる。ウラカンSTOにインスピレーションを受けたカラーリングは、ウラカンSTOと同様、「Verde Citrea」のベースに「Arancio Dac」のコントラストカラーをまとう。

車体の「63」のロゴは、ランボルギーニの創業年の1963年を意味する。630台+63台の合計693台が限定生産される予定。63台はランボルギーニの顧客専用のシリアルナンバー付きリミテッドエディションとなり、顧客が所有しているランボルギーニと同じボディカラー&ホイール、シートカラー、フロントブレーキキャリパーカラーでカスタマイズできる。

ドゥカティ・ストリートファイター V4 ランボルギーニドゥカティ・ストリートファイター V4 ランボルギーニ

◆ホイールのデザインはウラカンSTOのデザインを踏襲

ストリートファイターV4ランボルギーニの心臓部には、排気量1103ccの「デスモセディチ・ストラダーレ」エンジンを搭載する。MotoGP由来の「デスモドロミック」バルブ駆動システムを備え、最大出力208psを発生する。カーボンファイバー製エンドキャップを備えたアクラポヴィッチ製のチタニウムエグゾーストサイレンサーを装備している。

サスペンションは、オーリンズ製「Smart EC 2.0」セミアクティブユニットだ。ブレーキシステムはブレンボ製で、「Stylema」キャリパーと330mm径ダブルディスクが装着される。ホイールのデザインは、ウラカンSTOのデザインを踏襲しており、リアホイールにはチタニウム製のロックナットが付く。

ビレットアルミ製の調整式ライダーフットペグ、ビレットアルミ製の軽量ブレーキ&クラッチレバー、カーボンファイバー製ヒールガード、サドルパッド、メーターパネルカバー、イグニッションスイッチカバー、スプロケットプロテクションを装備した。また、カーボンファイバー製のパーツは、エンジンリアバンクのヘッドとマニホールドのヒートプロテクションカバー、ヘッドライトサポート、リアフェンダー、リアサブフレームガードにも使用されている。

ドゥカティ・ストリートファイター V4 ランボルギーニドゥカティ・ストリートファイター V4 ランボルギーニ

◆サーキット走行時のセットアップに使用できるアクセサリーが付属

ストリートファイターV4ランボルギーニには、ランボルギーニの典型的なデザイン要素が受け継がれている。その一例が、ランボルギーニ「コファンゴ」(ボンネットとフェンダーにバンパーを組み合わせたコンポーネント)に統合されたエアベントにヒントを得たフロントフェンダーだ。また、カーボンファイバー製のトーキャップやラジエーターカバー、ウィング、燃料タンクカバーなども、ランボルギーニのスーパーカーがモチーフになる。

ライダーシートにも、ウラカンSTOのシートの仕上げと同様、ボディと同じカラーのハイライトが配されている。さらに、サーキット走行時のセットアップに使用できるアクセサリーが付属。その内容は、乾式クラッチ用のカーボンファイバー製オープンカバー、ナンバープレートとリアビューミラー取り外し用プラグ、レーシングフューエルキャップ、ボディと同じカラーリングの車体カバーだ。

さらに、このモーターサイクルが本物であることを証明する真正証明書が付属する。アルミ製のこの証明書には、フレーム番号とエンジン番号が記載されている。



《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  4. 「内装は100点満点」フランス生まれの新型プレミアムハッチ『DS N°4』にSNS注目!「いい、凄くいい」の声
  5. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る