LEXUS DESIGN AWARD に新たな審査員とメンター

LEXUS DESIGN AWARD 2023 Key Visual
LEXUS DESIGN AWARD 2023 Key Visual全 12 枚

レクサスは、次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUS DESIGN AWARD 2023」に、審査員としてカリム・ラシッド氏を、メンターとしてマーヤン・ファン・オーベル氏、スズキ・ユウリ氏、スマイヤ・ヴァリー氏を新たに迎える(9月15日発表)。

すでに発表している3名と合わせ、総勢7名の審査員とメンターが、次世代のクリエイターを支援・育成する。LEXUS DESIGN AWARD 2023のテーマは「DESIGN FOR A BETTER TOMORROW」=より良い未来のためのデザイン。

ラシッド氏は、インダストリアルデザインからインテリアデザインまで、ジャンルを超えて様々なデザインを手がけ、現在では4000を超えるデザインを制作、35か国以上で事業を展開しているデザイナーだ。

ラシッド氏は「デザインは未来と文化をかたちづくる重要な役割を担っている。AWARDに応募するすべてのデザイナーに、新しい言語、意義、審美眼を見出し、新しい素材や行動的なアプローチに挑んで欲しいと思う。私自身も刺激を受けて創造性や専門性がさらに高まることを楽しみにしている」と述べる。

受賞者を導くメンターには、オランダ出身で太陽光とテクノロジーを融合し、サステナブルな社会にメッセージを発信するソーラーデザイナーのマーヤン・ファン・オーベル氏や、「音をデザインするアーティスト」の異名を持つ、日本出身のサウンドアーティスト/エクスペリエンスデザイナーのスズキ・ユウリ氏、、アフリカとイスラムのハイブリッド・アイデンティティを表現する南アフリカ出身の建築家のスマイヤ・ヴァリー氏が新たに参画する。

ヴァリー氏は、「多様な意見に耳を傾け、それを取り入れること、また、デザインをベースにしたアイデアで革新をもたらすことは、私たちの未来をかたちづくる上でとても重要だ。こうした視点を大事に、受賞者たちと共に取り組んでいきたい」と述べている。

先に参加を発表したジョー・ドーセット氏に上記3名を加えたメンターチームが、より良い未来を追求するためのデザインを4組の受賞者と共につくり上げていく。3か月をかけてブラッシュアップした作品は、2023年春に発表予定だ。

LEXUS DESIGN AWARD 2023のテーマは「DESIGN FOR A BETTER TOMORROW」=より良い未来のためのデザイン。応募アイデアが、いかに人々に幸せをもたらすか、が評価される。レクサスでは、応募アイデアがが次の3つの基本原則をいかに具現化しているかを重視する。

Anticipate(予見する)……より良い未来社会実現のために、取り組むべき世界的課題を予見するものであるか。
Innovate(革新をもたらす)……新規性と独創性を有しているか
Captivate(魅了する)……人々の興味をかきたて、心をつかむコンセプトやデザインであるか

募集期間は10月16日23時59分(日本時間)まで。応募資格は18歳以上のクリエイター、専門家、学生、デザイン愛好家など。国籍不問。

審査員
●パオラ・アントネッリ:ニューヨーク近代美術館(MoMA)建築・デザイン部門シニア・キュレーター
●カリム・ラシッド:Karim Rashid Inc. デザイナー
●サイモン・ハンフリーズ:トヨタ自動車 Head of Toyota & Lexus Global Design

メンター
●マーヤン・ファン・オーベル:マーヤン・ファン・オーベルスタジオ、ソーラーデザイナー
●ジョー・ドーセット:デザイナー/ジョー・ドーセットXパートナーズ代表
●スズキ・ユウリ:アーティスト、デザイナー/ペンタグラム、パートナー
●スマイヤ・ヴァリー:建築家/カウンタースペース主宰

いっぽうレクサスは、「SDGs週間」に合わせて9月14日より10月25日まで、『LEXUS DESIGN AWARD 豊かな社会とより良い未来に向けたデザイン提案 - SDGs視点から見る作品展示 -』を、東京青山のINTERSECT BY LEXUS - TOKYO 1Fガレージで開催中だ。入場無料。

《高木啓》

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