ブリヂストン、有人月面探査車の開発チームに参画

ブリヂストンが研究開発している月面探査車用タイヤのコンセプトモデル
ブリヂストンが研究開発している月面探査車用タイヤのコンセプトモデル全 3 枚

ブリヂストンは9月18日、テレダイン・ブラウン・エンジニアリング(本社:米ハンツビル)は、同社が主導する有人月面探査車の開発チームに参画すると発表した。この開発プロジェクトは、NASAの有人月面探査車(Lunar Terrain Vehicle、LTV)に使用されることを見据えたもの。

NASAの新たな宇宙開発ミッションでは、月面を航行する有人自動運転車両=LTVが必要とされている。LTVには、月面の激しい温度変化など過酷な環境下で、長期に渡って宇宙飛行士の移動と探索を支えることが求められる。

この要求に応えるため、テレダイン社は、北米日産、シエラ・スペース、テクストロン、そしてブリヂストンを加えて、チームを結成した。

ブリヂストンは2019年は、有人月面探査車での使用を想定したタイヤの研究開発をスタートした。岩や砂に覆われ、激しい温度変化や放射線にさらされる過酷な月面の環境において、ブリヂストンの「接地を極める」技術を活用し、長期にわたって安全に機能するタイヤをめざして、金属製のエアレスタイヤのの開発・検証を進めている。



ダイヤモンドは永遠に (字幕版)
¥1,222
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る