伊豆箱根鉄道が運賃改定へ…駿豆線は2023年4月1日、大雄山線は2024年春

元西武鉄道101系の駿豆線用1300系。駿豆線は2023年4月1日の運賃改定を予定。
元西武鉄道101系の駿豆線用1300系。駿豆線は2023年4月1日の運賃改定を予定。全 2 枚

伊豆箱根鉄道は9月21日、国土交通省中部運輸局に鉄道事業の旅客運賃上限変更に関する認可申請を同日付けで行なったと発表した。駿豆線(三島~修善寺)では2023年4月1日、大雄山線(小田原~大雄山)では2024年春の運賃改定を予定している。

同鉄道では消費税の税率変更によるものを除いて1995年10月1日以来、運賃改定を行なっていなかったが、コロナ禍や多額の設備投資の必要性などを理由に、平均改定率14.5%の改定に踏み切ることになった。

これにより、普通運賃は8kmまでが一律20円、8.1km以上が一律30円の値上げとなる。

定期運賃については、通勤用が24%の改定率となるが、通学用については家計への負担を考慮して一律650円の値上げに留められる。

なお、駿豆線と大雄山線で実施予定日が異なることについて、箱根登山鉄道では「過去3年間における各線での収支実績の違い等を考慮した」としている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「これなら日本人に受ける」BYD初のPHEVワゴン発表に、SNS衝撃「出たら買うのに!」
  2. 「バカ売れするやつだこれ」SNS大盛り上がり! トヨタ『カローラクロス』のGRスポーツ、日本導入は
  3. 「FJクルーザー復活マジかよ!」価格は400万円台? トヨタの新SUV『ランドクルーザーFJ』にSNSが注目
  4. トヨタ『FJクルーザー』復活にSNS盛り上がる…土曜ニュースまとめ
  5. 「待ってたぞダイハツ!」待望の新型『ムーヴ』、130万円台からの価格にも驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 地域再エネ活用の収益を還元、ホンダ N-VAN e:を茨城県神栖市へ無償提供
  2. 【学生向け】人とくるまのテクノロジー展 2025 学生向けブース訪問ツアーを開催…トヨタ、ホンダ、矢崎総業、マーレのブースを訪問
  3. トヨタ「GRファクトリー」の意味…モータースポーツのクルマづくりを生産現場で実現【池田直渡の着眼大局】
  4. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. BYDが「軽EV」の日本導入を正式発表、2026年後半に
ランキングをもっと見る