家具のつくりが違う「アドリア」のモーターホーム…横浜キャンピングカーショー2022

スロベニアのビルダー、アドリアのモーターホーム…横浜キャンピングカーショー2022
スロベニアのビルダー、アドリアのモーターホーム…横浜キャンピングカーショー2022全 19 枚

キャンピングカーというよりモーターホームと呼んだほうがいい「アドリア」のカスタムカー。「横浜キャンピングカーショー2022」では、国内代理店である「クラフト」のブースでさまざまなバリエーションを見ることができた。

[写真:モーターホームのビルトインキッチンやベッドルーム]

アドリアは、スロベニアの架装ビルダーだ。フィアットの大型バンをベースにベッドルームやバスルーム、キッチンやリビングを組み込んだ車両を手掛けている。特徴は内装や家具のクオリティの高さだ。シートの素材やベッドルームのマットなどはふつうの住宅用と変わらない。内装のシートやストレージ、キッチンや冷蔵庫はすべてビルトインで設置され、使うときに展開したり設定する部分は最小限だ。ベッドルームやバスルーム(シャワー、トイレ、洗面台)は常設だが、キッチンやリビングスペースもそのままの状態で確保される。

車両の全高も3m弱あり、身長が180cmくらいあっても車内で天井に頭があたることはない。運転席と助手席は、ドライビングシートとしての機能を持ちつつ、リビングのチェアとしても使うので、アーロンチェアやゲーミングチェアの要素・機能も取り入れている。運転席と助手席は回転してそのままリビングの椅子にもなる。

大きさだけでいえば、大型バスを改造したモーターホームもあるが、商用バンをベースにしたモーターホームは、F1ドライバーなどが各地を転戦するときの移動と現地の拠点・居室として所有することがある。佐藤琢磨選手も大型のモーターホームを所有している。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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