スバル フォレスター に2023年モデル、12月米国発売へ

装備充実の上位グレード

全車に最大出力182hpの2.5リットル水平対向4気筒エンジン

ステレオカメラを広角化した最新の「アイサイト」

スバル・フォレスター の2023年モデル(米国仕様)
スバル・フォレスター の2023年モデル(米国仕様)全 10 枚

SUBARU (スバル)の米国部門は9月30日、『フォレスター』(Subaru Forester)の2023年モデルを発表した。現地ベース価格は2万6395ドル(約382万円)。12月、米国市場で発売される予定だ。

◆装備充実の上位グレード

「プレミアム」グレードには、「オールウェザーパッケージ」を標準装備した。このパッケージには、ヒーター付きフロントシート、ヒーター付きドアミラー、フロントガラスのワイパーデアイサーが含まれている。

さらに、プレミアムには、パワーランバーサポート付きの10ウェイパワードライバーズシートも装備した。機械仕上げのブラックの 17 インチアルミホイール。はしごタイプのルーフレール。ダークプライバシーガラス、パノラミックパワームーンルーフ、プッシュボタンスタートによるキーレスアクセスも装備している。

最上位グレードの「ツーリング」には、機械仕上げのダークグレーの18インチアルミホイール、ウインカー付きのサテンクローム仕上げのドアミラー、クロームトリムを備えたLEDフォグランプを装備した。BピラーとCピラーはグロスブラック化されている。フロントやリア、サイドのシルバー仕上げに対応して、シルバーフィニッシュのルーフレールとクロームエクステリアエンブレムも装備している。インテリアでは、リアカーゴエリアのルーフに2つのユーティリティフックを装備する。オフディレイ付きのLEDインテリアドームランプも標準装備されている。

スバル・フォレスター の2023年モデル(米国仕様)スバル・フォレスター の2023年モデル(米国仕様)

◆全車に最大出力182hpの2.5リットル水平対向4気筒エンジン

ベースグレードでも、「SUBARU STARLINK」付きの高解像度タッチスクリーン、Apple「CarPlay」とグーグル「Android Auto」によるスマートフォン統合システム、6.5インチのマルチメディアプラスシステム 、Bluetoothハンズフリー通話とオーディオストリーミング接続、SiriusXMとCDプレーヤー、フロントセンターコンソールのデュアルUSBポートを標準装備する。多機能ディスプレイ、リモートキーレスエントリー、カラーLCD付きのコンビネーションメーターも採用している。

トップグレードのツーリングには、ジェスチャーコントロール機能を採用した。ジェスチャーによって、オートエアコンシステムの設定温度を変更することができる。

全車のパワートレインには、直噴2.5リットル水平対向4気筒ガソリンエンジンを搭載する。最大出力は182hp、最大トルクは24.3kgmを引き出す。駆動方式はシンメトリカルAWDだ。トランスミッションは、CVTの「リニアトロニック」を組み合わせている。

スバル・フォレスター の2023年モデル(米国仕様)スバル・フォレスター の2023年モデル(米国仕様)

◆ステレオカメラを広角化した最新の「アイサイト」

2023年モデルには、最新の「アイサイト」を標準装備した。強化されたシステムは、ステレオカメラの広角化やソフトウェアの改良により、全体的なパフォーマンスを引き上げ、より幅広いシーンで作動するようにした。最新のアイサイトには、新しい自動緊急ステアリングが採用された。この新機能は、衝突前ブレーキシステムと連動して、80km/h以下の速度での衝突を回避するために、ステアリング制御を支援する。

上位グレードには、レーンチェンジアシストとリアクロストラフィックアラートを備えたブラインドスポット検出が、標準またはオプションで装備される。「X-MODE」は、グレードに応じてヒルディセントコントロール機能が付く。「スポーツ」グレードは、「デュアルX-MODE」を採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  4. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
  5. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る