【ダイハツ タント 改良新型】アウトドア志向の新モデル「ファンクロス」登場

ダイハツ タントファンクロス
ダイハツ タントファンクロス全 28 枚

ダイハツ工業は、軽スーパーハイトワゴン『タント』『タントカスタム』改良新型に加え、楽しさとアクティブさを表現した新モデル『タントファンクロス』を追加し、10月3日から発売する。

今回の改良では、利便性を高めつつ、タントカスタムは、より上質で迫力のあるスタイルに進化させた。加えて、新時代のアウトドアモデルとしてタントファンクロスを追加。タントならではの使い勝手の良さを受け継ぎながら、アクティブ感とタフさを表現したスタイルや専用装備を採用し、アウトドア志向の顧客ニーズにも応えていく。同時に福祉車両『タント(フレンドシップシリーズ)』も一部改良を行った。

◆上質で迫力あるスタイルに進化したタントカスタム

タントカスタムはエンジンフード、フロントフェンダー、ヘッドランプ、フロントバンパーなどのフロント周りを中心に、立体感と車両のワイド感を強調。ブラック基調の室内には深みのあるブルーを配色し、レザー面積を増やしたシート表皮やメッキ加飾によりシャープで緻密な印象を演出する。

タント/タントカスタムは圧倒的な広々空間とミラクルオープンドアによる利便性と解放感はそのままに、荷室には日常の買い物からアウトドアまで幅広いシーンで活躍する上下2段調節式デッキボードを採用。ラゲージ側からも後席のシートスライドが可能なレバーを新設し、荷室の使い勝手を向上させた。

メーカーオプションの9インチスマホ連携ディスプレイオーディオは、エアコンやマルチメディア等の操作が出来る音声認識機能を搭載。Apple CarPlayに対応したほか、HDMIソケットを追加設定し、再生できる映像の種類を拡大した。また、4代目タントで展開したDNGAの高い基本性能を継承するとともにエンジン制御の最適化により燃費性能を22.7km/リットル(WLTCモード)に向上。スマートアシストを搭載し、安全安心をサポートする。

ボディカラーは各モデルの個性を表現した新色を追加。タントにはサンドベージュメタリック、2トーンカラーのホワイト×アイスグリーン、ホワイト×サンドベージュメタリックを新設定し、ライトカラーで「親しみ」イメージを強化した。タントカスタムにはクールバイオレットクリスタルシャインとクロムグレーメタリックを新設定し、上質な印象を強化した。

価格はタントが138万6000円から177万1000円、タントカスタムが178万2000円から199万1000円。

ダイハツ タントファンクロス(インパネ)ダイハツ タントファンクロス(インパネ)

◆アウトドアで活躍する新モデル「ファンクロス」

新モデルのタントファンクロスは、アウトドアシーンに調和するアクティブ感とタフさを表現したスタイルを採用する。力強いイメージのヘッドランプに加え、フロントグリルやバンパー、シルバー加飾、サイドガーニッシュでタフさを表現。レジャーシーンで活躍するルーフレールも装備する。インテリアでも差し色のオレンジやシートのカモフラージュ柄でタフさを表現している。

また、タントの利便性を継承しながら、アウトドアの様々なシーンで活躍する専用装備を採用する。キャンプや釣り等で汚れた荷物や濡れた道具を置いても手入れのしやすい撥水加工のフルファブリックシート表皮や、防水加工シートバック(後席)を採用。夜間の積み下ろしで役立つラゲージルームランプ(デッキサイド右側・天井)と、利便性の高いUSBソケット(後席右側1口)を標準装備する。

タントファンクロスはNAとターボ、それぞれにFFと4WDの計4モデルを設定。価格は172万1500円から193万0500円。

ダイハツ タントカスタム ウェルカムターンシートダイハツ タントカスタム ウェルカムターンシート

◆フレンドシップシリーズは使い勝手向上

タント(フレンドシップシリーズ)はスローパーのXグレード以上にフロントベンチシートを採用し、フロントセンターアームレスト(ボックス付)を標準装備。使い勝手の良さを向上させた。

また、ウェルカムシートリフトのフロント/リヤ2モード昇降機能で、従来の昇降位置切替スイッチをなくし、ドアの開口に合わせて前後昇降位置が自動で切替わることで利便性が向上。ウェルカムシートリフトの助手席にはラクスマグリップを設定し、選択肢を拡大した。

価格はスローパーが156万5000円から200万円、ウェルカムシートリフトが160万円から215万円、ウェルカムターンシートが144万5000円から199万5000円。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る