MINI初のクロスオーバーEV『エースマン』をスクープ!市販モデルの登場は2024年か

MINI初のクロスオーバーEV『エースマン』(スクープ写真)
MINI初のクロスオーバーEV『エースマン』(スクープ写真)全 23 枚

MINIが7月に公開したクロスオーバーEV『MINI CONCEPT ACEMAN』(ミニ コンセプト エースマン)が、市販化に向けて動き出している。プロトタイプをスクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

ポケモンとのコラボも…『コンセプト エースマン』

コンセプトエースマンは、MINIの『ハッチバック』と『クロスオーバー』(海外名:カントリーマン)のギャップを埋めるプレミアムコンパクトで、かつBEVモデルだ。コンセプトの登場後、ポケモンとのコラボモデルも発表し話題となっていた。

MINI コンセプト・エースマンMINI コンセプト・エースマン

そのボディサイズは全長159.4インチ(4.05メートル)、全幅78.35インチ(1.99メートル)で、現行クロスオーバーよりわずかに小さいが、スマートなパッケージングによりクロスオーバーより広いキャビンスペースを提供するという。

よく見ると『クロスオーバー』とは違う!初のクロスオーバーEV

今回捉えたプロトタイプは、一見クロスオーバーにも見えるが、短いオーバーハング、大きな丸いヘッドライト、全体的な丸みを帯びたスタイルなどにコンセプト エースマンの面影が見られる。また後部にはエキゾーストパイプがなく、明らかにフルエレクトリック(BEV)モデルであることがわかる。

MINI初のクロスオーバーEV『エースマン』(スクープ写真)MINI初のクロスオーバーEV『エースマン』(スクープ写真)

フロントエンドではプラスチック製のカバーが付いたフェイクのフードスクープを装着。DRLのグラフィックが覗くヘッドライトの一部が確認できるほか、側面では、リアフェンダーに充電口がみられる。クラシックなドアハンドルは、BMWにも採用される最新のポップアップドアに置き換えられる可能性もありそうだ。

キャビン内では、将来のMINIファミリーで共有される円形のインフォテイメントタッチスクリーンの搭載が予想される。市販型では、グレートウォール社と共同開発したEV専用アーキテクチャのストレッチ版を採用、コンパクトなフットプリントながら広々とした室内空間を実現する。仕様について話すのは時期尚早だが、ライバルの『スマート#1』と同様に、デュアルモーターによるAWDシステムを組み合わせるのではないか。

MINI初のクロスオーバーEV『エースマン』(スクープ写真)MINI初のクロスオーバーEV『エースマン』(スクープ写真)

ワールドプレミアは2024年か

エースマンはカントリーマンに取って代わるものではなく、2023年から段階的に廃止されると噂の『クラブマン』の代替モデルとなる可能性が高い。

MINIエースマンの市販モデルは、2024年のワールドプレミアが予想される。ハッチバックに次ぐブランド2番目のBEVになるとともに、初のクロスオーバーEVとして誕生する。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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