空を飛んで新型カングー登場! 3年ぶりの開催ルノー カングー ジャンボリー 2022

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空を飛んで新型カングー登場! 3年ぶりの開催ルノー カングー ジャンボリー 2022
空を飛んで新型カングー登場! 3年ぶりの開催ルノー カングー ジャンボリー 2022全 13 枚

1車種を対象としたクルマ・イベントとしては国内最大級となる「ルノー カングー ジャンボリー 2022」が10月16日に山梨県にある山中湖交流プラザ きららで開催された。

空を飛んで新型カングー登場! 3年ぶりの開催ルノー カングー ジャンボリー 2022空を飛んで新型カングー登場! 3年ぶりの開催ルノー カングー ジャンボリー 2022

3年ぶりのリアルイベントとなった今回、満を持して日本全国から集まったカングーユーザーはざっと1800台弱! こんな数のカングーが一堂に会するのは間違いなく世界でもこのイベントだけで、カングーを製造している工場にはカングージャンボリーの写真が飾られているのも、いかに本国でも日本のカングージャンボリーが特別視されているかを物語っているエピソードだろう。

◆今年で14回目の全国から集まるカングーユーザーの祭典

これだけ大量のカングーを見られるのはこのイベントだけだろうこれだけ大量のカングーを見られるのはこのイベントだけだろう

カングージャンボリーは2代目カングーが日本に登場した2009年から開催され、今回で第14回目を迎えたカングー乗り大定番のイベントだ。雰囲気は巨大なオフ会と言った風情で“ほんわかムード”が支配しているのが最大の特徴。何があるわけでも無く、特別な仕掛けがあるわけでも無い。しかし同じクルマを愛するユーザーが集まることに意義がある、緩~くて心地良い空間と時間を味わえる、そんな大人のムードこそがカングージャンボリーなのだ。

カングージャンボリー2022の開催当日、取材班は早朝東京を出発して中央自動車道で山中湖方面へと向かった。すると走行中の前後、さらには立ち寄ったパーキングで大量のカングーに出くわすことになる。個性的な外装デザインやポップなカラーリングもあって、他のクルマとは明らかに違った空気感を漂わせるカングーなので、どこにいても目立つのは確実なのだが、イベント会場に着くまでにここまでの数のカングーと遭遇するとは予想を超えていた。

入場まではカングー渋滞に並ぶこととなった入場まではカングー渋滞に並ぶこととなった

さらに高速道路を降りて山中湖畔を走行するとカングー密度はさらにアップ。車列のほとんどはカングーと言っても良いほどカングー率がアップした道路は圧巻。しかもイエロー、ライトブルー、グレーなど色とりどりのカラーリングを纏ったカングーがズラリと並んでいる車列の風景は、本来はあまり心地良いものでは無い渋滞も、なんだか美しくて見惚れてしまうほど。加えて会場に向かうカングーユーザーはあくせく急ぐ風情も無く、ゆったりとマイペースなのも印象的だった。カングージャンボリーの心地良さはこんな参加者一人一人のおおらかな思いから作り上げられているのだと感じさせられた。まさに大人のクルマ文化といったところだ。

◆ゆっくりとした時間が流れるイベント会場の居心地が良すぎる

会場内で開かれていたフリーマーケットは大盛況!会場内で開かれていたフリーマーケットは大盛況!

会場に着くとすでにフリーマーケットには人が集まっている。カングーをイメージしたオリジナル商品や天然素材の服、さらには野菜の販売など個性的なブースが並び、クルマイベントとは思えないラインアップ。遠藤イヅルさんの絵本「みんなでドライブ」のカングージャンボリー2022特製版の販売などもあって、バラエティーに富んだ会場内のブースを見て回るだけでも楽しい。買い物を終えたユーザーが駐車スペースの愛車のまわりにも戻って、思い思いにオフ会を楽しんでいる姿も見られた。

そんな会場の中心には広大なメインステージがあるのだが、観客席は芝生なのも良い雰囲気。来場者は思い思いにテントを張ったり、シートを敷いてゆったりとステージを眺めている。さながら野外フェスを楽しむスタイルを思わせる。ここでは確実にまわりとは異なるゆったりとしたカングージャンボリー時間が流れていることが感じられるのだった。

◆カングーユーザーの視線が集中した新型カングーのお披露目

ステージ上で発表された新型カングーステージ上で発表された新型カングー

そんなステージイベントで最大の目玉となったのは3代目カングーのお披露目だ。2021年に本国ではすでにリリースされている新型カングーだが、日本への導入は2023年春頃を予定しているという。それを前に日本で初披露する場をカングー乗りの聖地とも言えるカングージャンボリーに設定し、なんと空輸で日本まで運んできたのだ。

新型カングーは日本仕様として観音開きが設定されている新型カングーは日本仕様として観音開きが設定されている

ステージ上に登場した新型カングーは本国には無い日本だけの独自仕様(リアゲートのダブルバックドア=観音開きやジョン アグリューム=カングーならではのイエローのボディカラーなど)。各装備やカラーリングなどは日本からのリクエストで実現したことを報告。カングーユーザーが欲しかった装備やカラーなどを、しっかりリサーチした上で日本仕様を作ったことを紹介した際には、ステージに集まった来場者からは大きな歓声が上がった。カングーはただの輸入車では無く、日本のユーザーニーズが作り上げたクルマであることを共有する瞬間でもあったのだ。

安田大サーカス団長のカングー安田大サーカス団長のカングー

またスペシャルゲストとして安田大サーサスの団長安田さんが自身の愛車であるカングーに乗って駆けつけ、ステージ上でカングー愛を語り、新型カングーの仕上がりぶりをユーザー目線で語った。さらに自動車評論家の岡崎五朗さんをナビゲーターとして、カングーの日本仕様の設定に尽力したルノー・ジャポンの新道 学さんに日本仕様の新型カングーの魅力を掘り下げるインタビューを実施するなど、盛りだくさんなステージが展開された。

ステージ上で発表された新型カングーステージ上で発表された新型カングー

カングー好きのユーザーは数あるクルマの中からカングーを選んだのでは無く、カングーありきのカルチャーシーンを作り上げていることを体感できた今回のルノー カングー ジャンボリー 2022。新型カングーが更にその裾野を広げてくれることを確信するお披露目もあり、クルマのある生活を楽しむ新しいライフスタイルを感じさせるイベントとなった。

ルノーの注目車種 ルーテシア 公式ページはこちら

《土田康弘》

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