出光興産が国産材を使用した環境配慮型SSを全国展開へ…1号店を高知にオープン

国内初となるCLTを活用した環境配慮型SS「スマートエコステーション南国バイパス」(高知県南国市)
国内初となるCLTを活用した環境配慮型SS「スマートエコステーション南国バイパス」(高知県南国市)全 1 枚

出光興産は、国産の木材を使用した直交集成材(CLT)を活用した環境配慮型サービスステーション(SS)「アポロステーションタイプグリーン」を、新たに展開すると発表した。

環境配慮型SS1号店となる「スマートエコステーション南国バイパス」を、高知県南国市に11月7日オープンした。CLTを活用したSSは国内初。2022年度中に兵庫県神戸市、埼玉県飯能市にも開所する計画。

環境配慮型SSは、SS所在地の木材を可能な限り利用し、地域産業に貢献する。コンクリートより断熱性の高い木材を活用することでSS1か所あたり約100トンのCO2削減と固定化効果を見込む。また、太陽光発電パネルを設置して日中の商用電力使用量を削減する。電気自動車(EV)用の急速充電器も設置する。

CLTは、ひき板を並べた層を、板の繊維方向が層ごとに直交するように重ねて密着した大判のパネルで断熱性、耐火性、耐震性が高い。今回のスマートエコステーション南国バイパスでは事務所棟と給油場所の屋根にCLTパネルを使用している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る