広帯域ノイズ対策と大電流対応を両立、自動車向けチップフェライトビーズ 村田製作所

BLM21HEシリーズ
BLM21HEシリーズ全 1 枚

村田製作所は、チップフェライトビーズとして世界で初めて1100MHz~1GHz帯の広帯域のノイズを低減し、さらに最大2.3Aの大電流にも対応した「BLM21HEシリーズ」を商品化し、11月より量産を開始すると発表した。

自動車業界では、ADAS(先進運転支援システム)の普及により自動車制御システム内部への無線技術の導入が加速。これらの無線通信にはGHz帯の高周波電波が使用されている。高周波での通信性能確保にはノイズ対策が必要であり、さらに既存のGHz帯以下のノイズ対策も実現するには、広帯域ノイズに対応したノイズ対策部品が有効だ。また、EV(電気自動車)やHEV(ハイブリッド車)の電気駆動回路には大電流が流れており、大電流に対応した高周波を含む広帯域のノイズ対策部品が求められている。


《纐纈敏也@DAYS》

アクセスランキング

  1. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  2. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  3. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  4. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
  5. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る