東海道新幹線の「雪落とし」を自動化…名古屋駅で装置の試験 2022年12月から

東海道新幹線名古屋駅ホーム。
東海道新幹線名古屋駅ホーム。全 2 枚

JR東海は11月25日、東海道新幹線に自動消雪装置を導入するための試験を実施すると発表した。

【画像全2枚】

かつて東海道新幹線では、上り列車が関ヶ原付近を通過した際に床下に付着した雪を、おもに名古屋駅(名古屋市中村区)停車中に雪落とし棒を使ってホーム下から除去していた。現在は高圧洗浄機による作業に移行しているが、それでも多数の作業員を要することに変わりはなかった。

そこで、省力化を目的に愛知県小牧市にあるJR東海総合技術本部研究施設で、温水を用いて雪を落とす自動消雪装置の開発が進められ、今回、その実用化へ向けての試作機を名古屋駅に設置。雪落としの作業体制改善と効率化を検討するための性能試験が実施されることになった。

試験は2022年12月から2023年3月まで行なわれる予定で、装置は上り14番線の16号車付近に設置される。

自動消雪装置の概要。自重で雪を落下させるため、雪の付着面を狙って温水を噴射しフサギ板を温める仕組み。装置は停車のタイミングと位置を検知して移動することができる。自動消雪装置の概要。自重で雪を落下させるため、雪の付着面を狙って温水を噴射しフサギ板を温める仕組み。装置は停車のタイミングと位置を検知して移動することができる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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