【日産 セレナ 新型】福祉車両はe-POWER車のラインアップ拡充

日産セレナ新型:チェアキャブ スロープタイプ
日産セレナ新型:チェアキャブ スロープタイプ全 23 枚

日産モータースポーツ&カスタマイズは11月28日、フルモデルチェンジしたミドルサイズミニバン『セレナ』をベースとした福祉車両「ライフケアビークル(LV)」シリーズを発表。ガソリン車を今冬から、e-POWER車を来春に発売する。

[写真:セレナ新型 助手席スライドアップシート]

セレナ新型ライフケアビークル(LV)シリーズは、ベース車の広い室内空間を活かして、家庭から福祉施設・病院まで幅広いニーズに対応するバリエーションを設定。また今回、室内の静粛性と運転の快適性を実現するe-POWER車のラインアップを拡充した。

「助手席スライドアップシート/セカンドスライドアップシート」は、助手席、または2列目左側シートが、車両の外側に電動で回転・昇降することで、車への乗り降りが容易にできる車両。スライドアップシートには、シート回転・昇降操作に加え、シートスライドとシートリクライニングの操作なども可能とした多機能リモコンを標準装備する。また、回転・昇降の速度変更機能も搭載。加速(非着座時のみ)により乗車準備および降車後のシート格納時間の短縮を、また、減速によりゆっくりと安心して乗降することが可能になる。価格(2WD)は303万7000円から387万1000円。

「チェアキャブ スロープタイプ」は、バックドアから車いすのまま車内に乗り込めるよう、手動式のスロープや車いす乗降アシスト装置(電動ウインチ)、車いす固定装置(電動式)を装備した車両。車いすの人が2列目左側に乗車できる「車いす1名セカンド仕様」はじめ、使い方に合わせて全4種類のレイアウトを用意。新型では3列目に車いすが乗車しない時には荷物スペースとして使用できるよう、バックドア部のスロープの格納方法を改良したほか、車いす乗降時の各種操作スイッチを簡明にするなど、操作性の改善を図った。価格(2WD)は327万5000円から425万7000円。

「チェアキャブ リフタータイプ」は、簡単なリモコン操作で昇降する全自動リフターを装備し、車両後部から車いすのまま車内に乗り込める車両。車内に乗り込む前にリフター上で車いすを固定し、介助者の負担を軽減する。また、介助者が車いすの人の近くに座れるシートアレンジも可能。新型では、オプションの車いす固定装置(電動式)のフックを、従来の一体型から分離式に変更。よりさまざまな種類の車いすの固定を可能にした。価格(2WD)は332万円から398万4000円。

「送迎タイプ」は、福祉施設や病院などの送迎時に、利用者がスムーズに乗降できるよう工夫を施した車両。2列目に専用形状シートを採用し、助手席側スライドドアから3列目シートへの乗降性を向上させたほか、乗降用手すりやステップなどを装備することで、高齢者や足元に不安を感じる人にも乗降しやすい仕様としている。ステップは、助手席側スライドドアから乗降する人に加え、助手席でも同時に使えるロングステップを新採用し、乗降性を向上させた。価格(2WD)は312万0700円から385万1100円。

「乗降サポートパック付車」は福祉施設や病院だけでなく、ホテルや旅館などの送迎ニーズにも対応する車両。セレナ新型より新たにラインアップした。ベース車のシートレイアウトはそのままに、乗降時や各シート乗車時に使用できるアシストグリップを標準装備。シンプルな装備で購入しやすい価格を実現した。価格(2WD)は284万0200円から357万0600円。

なお、ガソリン車4WDの価格、発売については後日発表となる。


《纐纈敏也@DAYS》

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