アジア各国と日本政府、自動車安全技術、基準・認証制度で意見交換

第13回アジア地域官民共同フォーラムの様子
第13回アジア地域官民共同フォーラムの様子全 2 枚

国土交通省自動車基準認証国際化研究センターは、11月24、25日にインドネシアで「第13回アジア地域官民共同フォーラム」を開催した。アジア主要国の政府実務者級会合で、自動車技術の革新を見据えた安全確保、基準・認証制度の改善について意見交換した。

アジア地域官民共同フォーラムは、自動車基・認証に関して多国間協定のアジア主要国とASEAN各国への理解促進を目的に実施している。過去2年は新型コロナウィルス(SARS-CoV-2)の世界的な感染拡大の影響で、オンライン形式のみでの開催だったが、今回、インドネシアで対面形式とオンライン形式を併用したハイブリッド形式で開催し、意見交換した。

今回の官民共同フォーラムでは、2022年1月のASEAN域内における自動車の装置にかかる相互承認協定(APMRA)の発効、2022年11月のフィリピンによる1958年協定加入書の寄託、2023年8月までに見込むベトナムの1958年協定加入に関して、これまでの日本の支援や協力に謝意が示された。同時に、協定に基づく相互承認の円滑な実施に向け、様々な課題について議論した。この結果、課題に対応していくため、アジア諸国で連携していくことで意見が一致した。


《レスポンス編集部》

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