日本電産、ブルガリアに車載インバーターやECUの開発センターを開設

ブルガリアに開設した開発センターの開所式(12月2日)
ブルガリアに開設した開発センターの開所式(12月2日)全 2 枚

日本電産は子会社の日本電産エレシスが、ブルガリアのソフィア市に、車載向けインバーターやECU(電子制御ユニット)を開発する拠点「日本電産エレシスR&Dヨーロッパブルガリア有限会社」を開設したと発表した。

欧州の環境規制強化や主要国での自動車のCO2排出量規制厳格化に伴って、同社の車載向けインバーター、ECUの需要が拡大してきる。このため、欧州での開発体制を構築するため、ブルガリアに開発センターを設立した。

ブルガリアには英語が堪能で車載電子機器の開発経験が豊富な人材が多く、すでに40人のエンジニアを採用した。将来的には100人規模に拡大する計画。同拠点はマザー開発拠点である同社本社や宇都宮開発センターと連携しながら、欧州地域における顧客からの要望に対応した技術開発を担っていく。


《レスポンス編集部》

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  3. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
  4. 初公開の『黒いプレリュード』に「ワクワクしますな!」、SNSで高評価集まる
  5. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る