4本のピラーに自動運転システム内蔵、『M.ビジョンTO』…CES 2023で発表へ

現代モービスの自動運転のコンセプトカー『M.ビジョンTO』
現代モービスの自動運転のコンセプトカー『M.ビジョンTO』全 3 枚

現代モービス(Hyundai Mobis)は12月5日、米国で2023年1月に開催されるCES 2023において、自動運転のコンセプトカー『M.ビジョンTO』を初公開すると発表した。

現代モービスの自動運転のコンセプトカー『M.ビジョンTO』現代モービスの自動運転のコンセプトカー『M.ビジョンTO』

M.ビジョンTOは、次世代の 「PBV(パーパス・ビルド・ビークル)」の提案だ。PBVは、自動運転機能を備えた高度にカスタマイズ可能なコンセプトにより、車を単なる移動手段以上のものにする無限の可能性を持つという。

「M.ビジョン」は、現代モービスの未来のモビリティ技術に対する哲学とビジョンを象徴するブランドに位置付けられる。車名の「TO」は、未来に「向かう」ことを意味している。

現代モービスの自動運転のコンセプトカー『M.ビジョンTO』現代モービスの自動運転のコンセプトカー『M.ビジョンTO』

M.ビジョンTOは、電動パワートレインをベースにした自動運転車だ。カメラ、レーダー、LiDAR、eコーナーモジュール、MRディスプレイを、車両の4本のピラーに組み込んだ。M.ビジョンTO の室内には、折りたたんだり回転させたりできるシートが装備されている。

《森脇稔》

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