MINI史上最大サイズに!? MINI『クロスオーバー』次期型、新デザインのライトも確認

MINI クロスオーバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)
MINI クロスオーバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)全 16 枚

MINIブランドは、現在『クロスオーバー』(海外名:カントリーマン)次期型の開発を進めている。登場は2023年と予想され、開発も終盤にさしかかろうとしている。そんな中、最新のプロトタイプ車両をスクープ。これまでとは全く違うヘッドライトの一部が見えた。

今回スクープサイト「Spyder7」が捉えたプロトタイプは、これまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされ、水平基調のシャープなLEDデイタイムランニングライトを備える市販型ヘッドライトが初めて露出している。これまでのMINIモデルにはない意匠で、新たなデザインアイコンとなりそうだ。また、幅の広いグリルと下部エアインテークの一部も見える。

MINI クロスオーバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)MINI クロスオーバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

側面ではスラブサイド(平たく長い)に見える流線型のボディワーク、フラッシュマウントドアハンドル、分厚く見えるCピラーが確認できる。またリアエンドでは、円形クワッドエキゾーストパイプをインストールし、大型化されたルーフスポイラーを装着。ピクセルスタイルのLEDテールライトも生産仕様と思われる。

キャビン内のダッシュボード中央には、現行型とは異なる突き出た巨大なフローティング・ラウンドスクリーンを配置。円形のタッチスクリーンは、小さなデジタル・インストルメントクラスターと、ヘッドアップディスプレイを操作する。その下には、いくつかのボタンとトグルスイッチ、右側には現行モデルの縦型と異なる水平基調のレジスターが配置されている。

MINI クロスオーバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)MINI クロスオーバー 次期型プロトタイプ(スクープ写真)

MINIクロスオーバー次期型は、BMW『2シリーズ アクティブツアラー』でデビューした前輪駆動プラットフォーム「FAAR」の進化版を採用。BMW『X1』『X2』第2世代と兄弟となる。ICE(内燃機関)をはじめPHEV、およびBEVのパワートレインに対応する。また全長は200mm(7.5~8.0インチ)延長され、4.5m(177インチ)まで拡大、MINI史上最大のボディサイズとなる。

気になるパワートレインだが、1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジン、最高出力244ps、最大トルク400Nmを発揮する2.0リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンが有力。クーペの『エースマン』がBEVとしてデビューすることもあり、次期型ではプラグインハイブリッドは廃止される可能性があるという。

MINIクロスオーバーは、第2世代である現行型は2017年から販売されており、2023年に登場するとなれば6年振りのフルモデルチェンジとなる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  5. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る