300m前方を検知できる高性能センサー、コンチネンタルがCES 2023で発表へ

コンチネンタルの新型LiDAR 「HRL131」
コンチネンタルの新型LiDAR 「HRL131」全 1 枚

コンチネンタルContinental)は1215日、米国ラスベガスで202315日に開幕するCES 2023において、新開発の高性能 LiDAR(ライダー)」を初公開すると発表した。

コンチネンタルの新型LiDAR HRL131」は、パートナー企業の AEye と共同開発された。自動車業界初のソフトウェア定義の長距離 LiDAR 、と自負する。より遠くをセンシングし、従来よりも早く物体に反応するように設計されている。

車両は 300m以上、歩行者は200m以上の距離で検出できる。レンガなどの小さな障害物を悪天候時に遠くから高速で検出する性能は、高速道路の自動運転や拠点間の自律型トラック輸送を進めるために不可欠という。

コンチネンタルは2023年、テストと検証を開始する計画。量産化は2024年内を予定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  3. 【メルセデスベンツ Eクラスオールテレイン 新型試乗】Eクラスを選ぶならこれが一番。ただしお値段は…中村孝仁
  4. ジェイテクト、「ベアリング」の模倣品2600点をタイで摘発
  5. マツダ『CX-5』新型、7月10日世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る