2022年最も注目を集めたキャンピングカーは『HAPPY1+』…軽キャン人気を反映

Happy1+(JP STAR)
Happy1+(JP STAR)全 12 枚

キャンピングカー株式会社は12月23日、「キャンピングカー比較ナビ・オブ・ザ・イヤー2022」を発表。2022年にキャンピングカー比較ナビ上で最も注目を浴びたモデルは軽キャンピングカー『HAPPY1+』(JP STAR)だった。

キャンピングカー比較ナビは、国内で販売されているキャンピングカーのスペックやオーナーなどによるクチコミ評価を比較できる情報サイト。サイトに登録されている850台以上のキャンピングカーから閲覧数が上位のキャンピングカーランキングを毎月発表している。

2022年のキャンピングカー比較ナビ・オブ・ザ・イヤーに輝いたJP STARのHAPPY1+は、ダイハツ『ハイゼット』ベースの軽キャンピングカー。かわいく、運転しやすく、コンパクトな、女性を大切にした設計が特徴。また、電動オーニングやナビ、ソーラーパネル、外部充電機能など、標準装備も充実。360万円という低価格も魅力だ。

HAPPY1+は月別人気ランキングでも5か月連続1位となっており、不動の人気で年間トップを獲得。受注件数も月間100台に迫っており、人気ランキング1位を反映した結果となっている。カラーバリエーションが豊富な点も人気を後押し。全国各地でHAPPY1+をレンタルできるところも増えている。

キャンピングカー市場では、昨年から引き続き、お手頃価格でコンパクトな車の人気が続いている。今年はさらに納車までの期間が短い車が人気となった。トップ3に入ったモデルは全て納期が1年以内(2022年12月21日現在)。HAPPY1+は4~6か月、Puppy480が8か月、キャンパーアルトピアーノが9~10か月が納車までの目安期間とのこと。Puppy480を製造・販売するキャンパー厚木では新工場「座間プラント」を今年稼働開始し、生産台数が増加している。2023年は各社増産体制への取り組みが加速すると見ており、車両人気と納期の関係にも注目だ。

キャンピングカー比較ナビ・オブ・ザ・イヤー2022

1位[---]:Happy1+(JP STAR)軽キャン
2位[3位]:Puppy480(キャンパー厚木)キャブコン
3位[1位]:キャンパー・アルトピアーノ(トヨタモビリティ神奈川)乗用車ベース
4位[7位]:D(でっかい)テントむしWタイプ(VAN SHOP MIKAMI)キャブコン
5位[2位]:N-VANコンポ(ホワイトハウス)軽キャン
6位[5位]:ヴォクシーDAYS POP(ホワイトハウス)乗用車ベース
7位[---]:ハヤブサ【生産終了】(日本特殊ボディー)キャブコン
8位[4位]:Nボックス+キャンパーNeo(ホワイトハウス)軽キャン
9位[6位]:給電くん(オートワン)軽キャン
10位[---]:アミティ LE/AMITY LE【生産終了】(エートゥゼット)キャブコン

※[]内は前年順位

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る