メルセデスベンツのエントリーEV『EQA』が大幅改良? 新LEDテールライトをチラ見せ

メルセデスベンツ EQA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)
メルセデスベンツ EQA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)全 15 枚

メルセデスベンツは現在、フルエレクトリックSUV『EQA』の改良に向けた開発に着手している。スクープサイト「Spyder7」がその最新プロトタイプを激写。メルセデスのエントリーEVはどう進化するのか?

現行型EQAは、2021年に発売されたEQブランド最小の電動SUVだ。人気コンパクトSUV『GLA』をベースとしているが、フロントエンドでは、グリルと一体化したような滑らかなデザインの専用ヘッドライト、リアエンドでは、トランクリッドに沿って走る水平のLEDライトストリップを装備するなどデザインでも差別化が図られている。

メルセデスベンツ EQA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

7月にもプロトタイプを捉えた改良モデルだが、フロントエンドでは、カモフラージュがより厳重になっており、大きく変わる最終デザインが隠されている可能性が高い。またリアエンドでは、今回初めて市販モデルのテールライトが顔を覗かせている。さらに下部バンパーもデザインが新設計されており、後部からデザインが完成しつつあるようだ。

さらにテールゲートには「EQA 350」と「4Matic」のバッジが装着されていることから、ラインアップ中最も強力なモデルであることがわかる。シングルモーター搭載し最高出力188psを発揮する「EQA 250」、デュアルモーターを搭載し最高出力225psを発揮する「EQA 300」、そして同じくデュアルモーターを積み最高出力290psを発揮する「EQA 350」が設定されているが、航続距離の延長が計画されているようだ。

メルセデスベンツ EQA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)メルセデスベンツ EQA 改良新型プロトタイプ(スクープ写真)

インテリアは撮影できなかったため内部は不明だが、MBUXインフォテインメント システムのアップデートなどがなされるだろう。

EQA改良新型のワールドプレミアは2023年内と思われる。またダイムラーのCEOオラ・ケレニウス氏は、将来ブランドのエントリーレベルのEVはリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリーを使用すると述べており、次世代の「EQA」と「EQB」がこれらのコンポーネントを採用すると見られる。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. BMWの電動スクーター『CE 04』、3つの新デザインバリエーション発表
  4. ジープ『コンパス』新型の写真公開! アウトドアファンの要望に応える新インテリア
  5. マツダ『CX-5』新型、欧州からデビュー…ラインナップ最量販のクロスオーバーSUV[詳細画像]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る