VW ゴルフ7.5GTI 満足出来るスピーカーはどれ? プロショップで解決…car audio newcomer!

VW ゴルフ7.5GTI 満足出来るスピーカーはどれ? プロショップで解決…car audio newcomer!
VW ゴルフ7.5GTI 満足出来るスピーカーはどれ? プロショップで解決…car audio newcomer!全 6 枚

スピーカー交換を決意した田中さん、お目当てのユニットも決めて福井県のcustom&car Audio PARADAしいインストールをオーダーする。フォーカル・フラックスのスピーカーを取り付けてその音の進化に感動したオーナーは次なるシステムアップの計画が始まった。

試聴と比較検討をしてスピーカー交換を実施
完成した音を聴いて音のグレードアップ感に満足

前編でお伝えした通り、愛車のスピーカー交換を思い立って、福井県にあるプロショップであるパラダに行くことにした田中さん、試聴を通じてお目当てのスピーカーを絞り込み、さらに自宅に帰って検索&検討して、いよいよ決意を決めて再びショップに行くことにした。

「いったん持ち帰って次にパラダに行くときには試聴して良いと感じていたフォーカルのフラックスを取り付けてもらうことに決めていました。今回はサブウーファーなど無しで、スピーカー交換だけのメニューでお願いするところまでのシステムを固めて行きました」

ショップに行くと早速フラックスのスピーカーを取り付けてもらうことにした。

「フラックスにもいくつかのモデルがあったんですが、今回はサブウーファーを取り付けないシステムで行くことにしたのもあって、ショップからは“より低音が出る”選択肢として165FXをすすめられました。自分としても低音の重要性も感じていたので相談した上でオススメのモデルに落ち着きました」

システム的には純正オーディオにフラックスのスピーカーを付属のパッシブネットワークを介して接続するというシンプルなもの。オーナーにとっては熟考した上でのユニット選択だったこともあり期待いっぱいで取り付けの完成を待つことになった。

「いよいよスピーカーの取り付けが完成してクルマを受け取りに行って音を聴いたんです。するとすごく良いんです、特に高域の聞こえ方が全然違ってました。以前は聞こえ無かった音が聞こえてくる感じなんです、音のグレードアップ感にすごく満足しました」

デッドニングやサブウーファー追加を検討する中で
DSPアンプの選択肢を提示されてシステムアップを実施

スピーカー交換による音の進化に満足したオーナーはしばらくはその音を楽しんでいた。しかし半年ぐらい経つと次のシステムアップがしたくなって計画をはじめている。

「次はデッドニングなのかな? それともサブウーファーの追加なのかなあと思ってました。それでショップに行って次のシステムアップをどうしたら良いのかの相談をしたんです。“どっちが良いですかね?”とストレートに聞いたんですが、その時のショップのアドバイスはDSPアンプの追加だったんです」

理由は純正には備わっていない充実の調整能力を使ってスピーカーの能力を引き出すことができるからだと説明を受けたオーナー。最初にスピーカー交換の相談をしたときにDSPの有効性を説明されていたのもあってすんなりとDSPアンプの導入を決める。選んだのはマッチのM5 DSPだった。

「DSPアンプを取り付けて調整までして完成するとすぐに音を聴きました。するとスピーカー交換したときと同等かそれ以上の変化を感じたんです、これにはビックリしました。具体的には定位感が抜群にアップしてて目の前で演奏している感覚がすごくリアルになりました。バチッと音が決まってる感じです。これがスピーカーの能力を引き出すってことなのかって納得しました」

EDMなどを聴く際に不足していた低音を
パワードサブウーファーを追加して増強

急速にレベルアップした田中さんのゴルフだったが、1年後にはさらに次のシステムアップを計画する。今度のメニューは念願だったサブウーファーの追加だった。

「普段良く聴くのがEDMやハード系の洋楽なんです。そんな曲を聴いているとやはり低音の迫力不足を感じたんです。これはサブウーファーを追加する時期なのかなと思ったんです」

導入したのはミューディメンションのパワードサブウーファーのBlack Box X10。コンパクトなモデルでラゲッジの片隅にひっそり置くことができるサイズもお気に入りとなった。

「取り付けたら一気に低音が“これでもか!”って鳴るようになったんです。厚みのある音になってすごく迫力もアップしました。サブウーファーを追加してからは、他のクルマに同乗するとオーディオの音がスカスカに聞こえちゃうようになりました」

こうしてスピーカー交換、DSPアンプ追加、サブウーファーの装備を加えて音の進化を一段一段体験していった田中さん。以前はあまり聞かなかったボーカル中心の曲も積極的に楽しめるようになったのもシステムアップしたからこその変化だった。

「以前はそれほど聴いていなかったボーカル系の曲なんですが、オーディオをシステムアップしてからは聴く頻度も増えました。理由はボーカルが目の前で歌っているような生々しい声を聴くがすごく気持ち良いんです。立体的な音が目の前に現れる感覚も好きです。それを聴きたくてついボーカル中心の曲をセレクトしています」

毎日の通勤で10分程度ゴルフに乗る田中さん、しかし短い通勤時間でも必ず2~3曲を聴くというほどクルマに高音質のオーディオは欠かせなくなっている。さらに休日にワインディングに出かけるときもオーディオはかなりの大音量で楽しんでいるのだとか。

「運転がとにかく好きなのでドライブに行くのが楽しいんです。さらに高音質なオーディオが加わってからは一層楽しくなりました。ドライブでストレス発散することも多いのでアップテンポの曲を聴くことも多いです。今では音の良いオーディオの無いクルマでのドライブは考えられなくなりました」

ドライブ好きの田中さんは今では走りと同じぐらい車内で音楽を聴くことが好きになったようだ。これも好きなスピーカーや自分が欲しいと思ったシステムアップを着実に実施してきたからこそ。今後もオーディオの高音質化を楽しんでいく予定だ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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