日本列島は1月24日~26日に今冬最強と言われる寒波に見舞われることから、各鉄道事業者では利用者に注意を呼びかけている(いずれも1月23日17時時点の確認情報)。
JR東日本では1月25日から翌26日に影響が出るとしており、羽越本線・酒田~秋田間や五能線・東能代~川部(弘前)間全線で始発から昼頃にかけて運休や遅れが見込まれるとしている。
また、1月24日は飯山線・戸狩野沢温泉~越後川口間で15時以降、大糸線・信濃大町~南小谷間で19時以降の終日運休が決定している。
飯山線の森宮野原駅。同駅を含む戸狩野沢温泉~越後川口間は1月24日15時以降に終日運休する。JR西日本では北陸・近畿・中国エリアで広域的に影響が出ると見ており、山陽新幹線でも運休や大幅な遅れが見込まれる模様だ。
大雪の影響が予想されている山陽新幹線。JR四国では、予讃線・伊予三島~伊予西条間、松山~宇和島間、土讃線・琴平~高知~窪川間、徳島線・穴吹~佃(阿波池田)間が1月24日夕方から翌朝にかけてとくに注意を要するとしている。
なお、瀬戸大橋線では1月24日に強風が見込まれるため、通過する特急『しおかぜ9~28号』『南風6~25号』『うずしお6・13・22・29号』、快速『マリンライナー21~64号』の本州~四国間が運休する。
これに伴ない、1月24日に始発駅を発車する特急『サンライズ瀬戸』は運休となる。
国土交通省でも注意を呼びかけており「公共交通機関においても、大規模かつ長時間にわたる遅延や運休が発生するおそれがあります」としている。