OBDでメンテナンスや運行管理を可能にする「TPM-LTE」…オートモーティブワールド2023

ツールプラネットがオートモーティブワールド2023に参考出品した「TPM-LTE」(プロトタイプ)
ツールプラネットがオートモーティブワールド2023に参考出品した「TPM-LTE」(プロトタイプ)全 6 枚

1月25日に東京ビッグサイトにて開幕したオートモーティブワールド2023。ツールプラネットは、OBD IIコネクタにつないで包括的な車両運行管理を可能にする車載端末を参考出品していた。同社はOBD IIに接続するスキャンツールやDX対応のデジタルツールを多く手掛けている会社だ。

メーカーが提供するオンラインメンテナンスや車両管理サービスは、CANの情報を使って故障診断や予防メンテなどの提案をしてくれる。運送会社・交通事業者の運行管理、事業用車両のメンテナンスなどをクラウド管理するシステムやサービス自体は珍しいものではない。

しかし、その多くは後付けのGPS端末と通信モジュールを使う。あるいはスマートフォンのGPSやセンサーだけを利用するクラウドサービスもある。どちらも車載機不要や車両改造が最小限というメリットがあるが、車両の正確なメンテナンス情報や走行・操作履歴を利用するには車載ネットワークの情報が必要だ。

同社が展示していたTPM-LTEは、メーカー提供の車両管理システムとサードパーティが提供するシステムの良さを合わせたものと言える。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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