シトロエン C4、新世代インフォテインメント採用…2023年型を欧州発表

「My Citroen Drive Plus」を採用

「アドバンスドコンフォートシート」

「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求したサスペンション

シトロエン C4 (欧州仕様)
シトロエン C4 (欧州仕様)全 10 枚

シトロエンは2月1日、5ドアハッチバックの『C4』(Citroen C4)の2023年モデルを欧州で発表した。

◆「My Citroen Drive Plus」を採用

2023年モデルには、シトロエンの新世代インフォテインメントインターフェイスの「My Citroen Drive Plus」を採用する。10インチHDタッチスクリーンやワイヤレスのスマートフォン充電を備え、クラウドを介してリアルタイムに更新され、スマートフォンをコードで接続しなくてもミラースクリーンが表示される。

カスタマイズ、お気に入りの表示設定、ホーム画面のウィジェットなど、タッチスクリーンのタブレット端末のようなインターフェースを導入した。このシステムには、自然で効率的、使いやすい音声認識機能も搭載。言われたことを理解し、質問に答え、命令を実行するパーソナルアシスタントのように作動するという。

HMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を追求した。ドライバーの前方のフレームレスHDデジタルインストルメントパネルは、視認性の高いデザイン。オプションの大型カラーヘッドアップディスプレイは、落ち着いた白いサイドムード照明で強調表示され、重要な運転情報を読みやすく直感的な方法で表示する。

シトロエン C4 (欧州仕様)シトロエン C4 (欧州仕様)

◆「アドバンスドコンフォートシート」

インテリアは、くつろぎや快適性、モダンさを表現することを重視した。最新の「シトロエン・アドバンスド・コンフォート」プログラムを導入する。クリーンでモダンなダッシュボード、柔らかな形状のドアパネル、複数の収納コンパートメント、柔らかくしなやかな素材などにより、モダンでオールラウンドな快適さの新感覚を表現しているという。

インテリアには、「アドバンスドコンフォートシート」が採用された。これは、『C5エアクロスSUV』と同様の装備だ。シート内部の新開発の高密度フォームが、シートのへたりや経年劣化を防ぎ、長期間にわたって快適性を維持する。

助手席側のダッシュボードは、機能的な収納システム「スマートパッド・サポート・シトロエン」が付く。Apple の「iPad Air 2」とサムスンの「Tab A 10.5」の専用シェルを使用して、タブレット端末を安全に固定できる。助手席前方のダッシュボードトレイは、クッション付きの大型スライド式引き出しだ。特殊な滑り止めコーティングが施されており、タブレット端末などを安全に保管できる。

シトロエン C4 (欧州仕様)シトロエン C4 (欧州仕様)

◆「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求したサスペンション

サスペンションには、「プログレッシブ・ハイドローリック・クッション」を採用した。シトロエンによると、滑らかかつ快適な「魔法の絨毯」のような乗り心地を追求しているという。

プログレッシブ・ハイドローリック・クッションは、通常のダンパーにセカンダリーダンパーが追加された構造の純メカニカルなシステムだ。ダンパーシリンダー内に第2のダンパーシリンダーが配されており、サイドには複数のポートが開けられている。セカンダリーシリンダーには、その内径にあったセカンダリーピストンが存在し、ストロークが進むとセカンダリーピストンがシリンダーに入り込み、ハイドロリックストップとして作用するポジション・センシティブダンパーだ。

これにより、サスペンションが小さく細かく動く状況や、サスペンションのストロークスピードが低い状況では、減衰力が小さくソフトな乗り心地を可能にする。サスペンションが大きく動く状況では、セカンダリーピストンとシリンダーが生み出す減衰力で衝撃を吸収する、としている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. かつての『ハイラックスサーフ』、15年ぶりのモデルチェンジへ…トヨタが予告
  2. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  3. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  4. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  5. 三菱『エクリプス クロスPHEV』は、新しい毎日に踏み出せる「今の時代、最強の1台」だPR
  6. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  7. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  8. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
  9. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  10. ルノー『キャプチャー』新型、4月4日デビューへ
ランキングをもっと見る