メルセデスベンツ『GLE』、「AMG 53」に改良新型…電動スーパーチャージャーで435馬力

新デザインのLEDデイタイムランニングライト

48Vマイルドハイブリッド

最大トルクは従来の53kgmから57.1kgmに向上

メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ SUV 改良新型
メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ SUV 改良新型全 10 枚

メルセデスAMGは1月31日、メルセデスベンツ『GLE SUV』の高性能モデル、メルセデスAMG『GLE 53 4MATIC+ SUV』(Mercedes-AMG GLE 53 4MATIC+ SUV)の改良新型を欧州で発表した。

写真:メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ SUV 改良新型

◆新デザインのLEDデイタイムランニングライト

メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ SUV 改良新型メルセデスAMG GLE 53 4MATIC+ SUV 改良新型

改良新型は、フロントに新デザインのLEDデイタイムランニングライトを装備した。フロントバンパーには、ジェットウィングデザインのサイドエアインテークが付く。これにより、シリーズ最強の「63」に近い雰囲気を追求する。リアはLEDテールランプを一新。 ボディカラーは、アルパイングレーユニとソーダライトブルーメタリックの2色が新色だ。ボンネットには、メルセデススターに代えて、AMGのエンブレムが付く。

電動パノラマサンルーフ、フロントシートヒーター、アダプティブハイビームアシスト、スマートフォン統合システムを新たに採用した。AMG パフォーマンスエキゾーストシステム、「Burmester」サウンドシステム、メモリーパッケージ、360度のパーキングパイロット、「KEYLESS-GO」パッケージ、ブラインドスポットアシストも標準装備する。

最新世代のAMGパフォーマンスステアリングホイールを採用しており、AMGステアリングホイールボタンが付いた。ドライバーはステアリングホイールから手を離すことなく、重要な運転機能や走行モードを制御できる。 ステアリングホイールには、オプションでヒーター機能が用意され、カーボンファイバールックも選択できる。

◆48Vマイルドハイブリッド

直噴3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンに、「ISG」(インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター)、48V電気システム、電動スーパーチャージャーを組み合わせる。

加速時には、モーターによる駆動アシストや電動スーパーチャージャーによる過給を行い、変速を素早く行うためにモーターを制御するなど、電気システムをハイパフォーマンスモデルのさらなる性能向上に積極的に利用する。直列6気筒エンジンとこれらのシステムの組み合わせにより、大排気量の自然吸気エンジンのようなスムーズでリニアな加速感や、高回転域までの伸びやかな回転フィールを楽しむことができるという。

ISGは、エンジンと9速ATの「9Gトロニック」の間に配置された電気モーターで、オルタネーターとスターターの機能も兼ねている。このモーターと48V電気システムにより、従来のハイブリッド車のような回生ブレーキによる発電を行い、リチウムイオンバッテリーに畜電する。エンジンが低回転時には、その電力を利用して動力補助を行うことで、高い効率性と、力強い加速を実現した。48Vまで高められた電気システムにより、動力のアシストに充分な出力を得ることができる一方、60Vを下回る電圧としたことで、専用の乗員保護機構は不要となる。

◆最大トルクは従来の53kgmから57.1kgmに向上

改良新型では、最大出力435hp/5800~6100rpmを発生する。最大トルクは、ソフトウェアの更新とターボチャージャーの大型化により、従来の53kgmから、57.1kgm/2200~5800rpmへ引き上げられた。

ブースト時には、モーターが最大で22hpのパワーと25.5kgmのトルクを瞬時に引き出し、加速時などにエンジンをアシストする。可変トルク配分を行うパフォーマンス志向の四輪駆動システム、「AMGパフォーマンス4MATIC+」を採用した。動力性能は、0~100km/h加速が従来の5.3秒から5秒に短縮。最高速は250km/h(リミッター作動)だ。

また、スターターを従来よりも高出力な電気モーターとすることで、エンジン始動時の振動を抑え、エンジン始動やアイドリングストップの際の再スタートの快適性を向上させた。アイドリング時には、電気モーターの充電電流を調整することで、エンジン回転数を低回転で安定的に保つことを可能にし、効率性、快適性および静粛性に貢献する。さらに、このモーターはシフトチェンジ時にも使用され、エンジンが理想的回転数に達するまでの時間を最小限に抑えるためのアシストも行う。これにより、シフトチェンジに必要な時間が短縮され、スムーズでタイムラグの少ないシフトチェンジを可能にしている。

《森脇稔》

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