デュカト最新モデルのフルコンバージョン…ジャパンキャンピングカーショー2023

ジャパンキャンピン:グカーショー2023:TOWAモータース:デュカト「スペランツァ」
ジャパンキャンピン:グカーショー2023:TOWAモータース:デュカト「スペランツァ」全 13 枚

東和モータースはジャパンキャンピングカーショー2023に、プロトタイプながらフィアット『デュカト』最新モデルベースのフルコンバージョンキャンピングカー『スペランツァ』を展示していた。

スペランツァの内装詳細

世界の商用バンのスタンダートとさえ言われるフィアット・デュカトは、キャンピングカーとしても人気車種のひとつになっている。現在デュカトは生産が追いついておらず、昨年発表になった最新モデルの国内での出荷は遅れている。ステランティスによれば5月には入ってくる予定だという。いずれにせよ、いまの段階で実車を入手するのは困難だが、同社は最新モデルのプロトタイプ架装を披露していた。

プロトタイプなので、基本的な装備類は現行モデルのものを踏襲している。だが、会場で展示されたプロトタイプの現物を見て、その場で契約した人もいるという。

展示車両の主なスペックは以下のとおりだ。

車両はデュカトバン。2.2Lのディーゼルエンジンを搭載するFF車だ。再高出力は180ps。トランスミッションは9AT。左ハンドル仕様。

68Lの給水タンク、85Lの排水タンク、電子レンジ、冷蔵庫(70L)、FFヒーター、走行充電可能なリチウムイオンバッテリー、キッチンシンクが標準搭載される。

オプションとして、シャワーキット、プルダウンベット、エアコン、エントランスカーペット、シェードなどが装備されていた。プルダウンベッドはルーフ側に固定されているが、就寝時にワイヤーで吊られたベッドがキャビンの中ほどまで下ろすことができる。ベッドは壁側のガイドレールに沿ってスライドしてくるので、ワイヤーだけでふらつくといったことはない。リビングのソファ部分がフラットになるので二段ベットの上段として利用してもよい。

価格は、プロトタイプなので参考出品扱いと注意書きがあったが、車両本体価格が978万円(消費税込み)。展示のオプション製品を装備した状態、消費税込み・諸費用別で約1200万円ほどだった。品薄で車両がいつ日本に入ってくるかがわからないので、確保する意味で予約した人もいるそうだ。

《中尾真二》

テクノロジージャーナリスト・ライター  中尾真二

アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から利用し、ネットワーク、プログラミング、セキュリティについては企業研修講師もこなす。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、自動車業界についてもテクノロジーを中心に取材活動を行う。

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