3月発売予定の『カロッツェリア・楽ナビ』と、新機軸音声ナビ『パイオニア NP1』に熱視線!…大阪オートメッセ2023

カロッツェリア・ブース
カロッツェリア・ブース全 18 枚

大阪オートメッセ2023」(2月10~12日、インテックス大阪)にて、パイオニアが「カロッツェリア」ブースと「パイオニア」ブースとを出展、それぞれで同社の新作や意欲作を搭載したデモカーを展示した。それらの見どころをリポートする。

◆ジムニーシエラに、最新『楽ナビ』とスピーカー群をインセット!

「カロッツェリア」ブースでは、2台のデモカーがお披露目された。そのうちの1台はスズキ・ジムニーシエラだ。当車には以下のようなアイテムが搭載されている。

まずセンタークラスターパネルには、車内のオンライン化も可能とする話題の新『楽ナビ』(3月発売予定)、『AVIC-RQ920-DC』(9V型インダッシュモデル)が鎮座する。そしてフロントスピーカーにはカスタムフィットスピーカーのスタンダードライン『Cシリーズ』の『TS-C1630Sll』が採用されていて、小型・薄型のパワードサブウーファー『TS-WX400DA』も助手席下にインストール済みだ。

なお、スピーカーは、2つのスペシャルアイテムにて装着されている。ドアスピーカーはジムニー/ジムニーシエラ専用カースピーカー取付キット『UD-K124』にて、ツイーターは同じく専用ツイーター取り付けキット『UD-K301』にてすっきりとインセット。なお『UD-K124』を用いると、13cmクラスの純正スピーカーを16cmクラスへとサイズアップが可能となる。その効果も相まって、リアルで質感の高いサウンドが展開されていた。

カロッツェリア・デモカー(スズキ・ジムニーシエラ)。カロッツェリア・デモカー(スズキ・ジムニーシエラ)。

◆ハイエースにも新『楽ナビ』を搭載! スピーカーは専用キットにて取り付け!

「カロッツェリア」ブースに展示されていたもう1台のデモカーは、トヨタ・ハイエース。当車にも、新『楽ナビ』の9V型フローティングモデル『AVIC-RF920-DC』がダッシュ中央に組み込まれていた。

そしてフロントスピーカーにはジムニーシエラと同じく『Cシリーズ』の、こちらには17cmモデル『TS-C1730Sll』が採用されている。そのドアスピーカーをハイエース専用の高音質インナーバッフル スタンダードパッケージ『UD-K5311』にて取り付け、ツイーターもハイエース専用のツイーター取付キット『UD-K304』にてインストール。さらには、小型・薄型のパワードサブウーファー『TS-WX400DA』も組み合わせてある。

また後席の乗員用にフリップダウンモニターの『TVM-FW1060-B』を装着し、リアのオーバーヘッドコンソールにはリアスピーカーとして10cmコアキシャル2ウェイ『TS-E1010』も組み込み済みだ。

ちなみに新『楽ナビ』の実機が関西圏でお披露目されるのは今回が初。これに注目していた多くのクルマ好きたちが、ブースにて足を止めていた。

カロッツェリア・デモカー(トヨタ・ハイエース)。カロッツェリア・デモカー(トヨタ・ハイエース)。

◆「パイオニア」ブースでは、『NP1』の使い心地を来場者に熱烈デモ!

「パイオニア」ブースでは、トヨタ・GRヤリスとトヨタ・アルファードが並べられていた。これらには、“会話するドライビングパートナー”『NP1』を装着し、その高い性能がPRされていた。

なおGRヤリスは実は、レーシングドライバー小林可夢偉選手の私有車だ。氏がトレーニングの一環としてダートや雪道を走るために持っている1台で、その車内の快適性を上げるべくいくつかのパイオニア製品が取り付けられている。『NP1』も、氏がみずからセレクトして装着されたとのことだ(当車の室内は非公開)。

一方アルファードでは、来場者に『NP1』の使い心地がデモンストレーションされていた。ちなみに『NP1』はこれ1台で、「スマート音声ナビ」、「次世代通信型ドライブレコーダー」、「クルマWi-Fi」と3役をこなす。そして当機はスマホとの連携力が高いことも特長で、例えば駐車中の愛車に何らかの衝撃が加えられた場合そのときの映像を即スマホに送れたり、走行中のカメラ映像を車外の家族や友人のスマホで観られたりする。なおこれら機能のデモは普段、販売店の店頭では行い難い。デモ用のスマホの用意がしにくいからだ。しかしブースでは体験用のスマホが用意され連携機能も実演可能に。来場者たちにその実力を存分に見せつけていた。

《太田祥三》

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