“発展”可能なパワーアンプ内蔵DSPがある! [カーオーディオユニット AtoZ]

「プラグ アンド プレイ」の製品群。
「プラグ アンド プレイ」の製品群。全 1 枚

マイカーのサウンドシステムをバージョンアップさせたいと考えているドライバー諸氏に向けて、カーオーディオアイテムの情報を多角的に提供している当連載。今回は、「パワーアンプ内蔵DSP」の注目株を紹介する。

取り上げるのは、国産ハイエンドカーオーディオメーカー「ビーウィズ」がプロデュースしている気鋭ブランド、「PLUG&PLAY」(プラグ アンド プレイ)の『PLUG&PLAY 640』(税込価格:6万6000円)だ。

早速、『PLUG&PLAY 640』の特長を順を追って説明していこう。まず当機は、リーズナブルであることが利点だ。「パワーアンプ内蔵DSP」は導入のハードルが低いことがメリットだが、当機はそこが際立っている。

なお当機はリーズナブルでありながらも、必要十分な能力を持ち合わせている。コントロール可能なch数は「6ch」が確保されているので、スタンダードなシステムレイアウトであるフロント2ウェイ+サブウーファーをコントロールできる。そして内蔵するパワーアンプは「4ch」を有しているので、フロント2ウェイをこれにて鳴らせる。

その上で当機は、一般的な「パワーアンプ内蔵DSP」にはないスペシャルな特長も併せ持つ。それは、「外部パワーアンプシステム化できること」だ。

普通「パワーアンプ内蔵DSP」は、フロントスピーカーを外部パワーアンプで鳴らすことを想定していない。つまり、内蔵パワーアンプの能力に物足りなさを感じてきた場合、別の「パワーアンプ内蔵DSP」に買い替えるしかないのだ。

対して当機は6chのライン出力も備えている。コントロール可能な6chすべてを外部パワーアンプ化できるのだ。

というのも当機は、合理的に製品を仕上げるべく内蔵パワーアンプの出力は必要十分なスペックにとどめてある(無歪定格出力25W/ch)。なので逆に、「もっとパワフルにスピーカーを鳴らしたい」という気持ちになった場合のことも想定してある。そのときには当機から別の「パワーアンプ内蔵DSP」へと買い替えるのではなく、当機を使いながらシステムを発展させられるのだ。

ところで当機は、DSP機能は上級機と比べて見劣りしない。例えばイコライザーは、ch独立31バンドパラメトリックイコライザーが搭載されている。十二分にハイレベルなサウンド制御を行える。

手軽に高度なコントロール機能を愛車のシステムに付与したいと思ったときには、当機があることを思い出すベシ。

さて次回は、「プラグ アンド プレイ」が擁する上級「パワーアンプ内蔵DSP」をフィーチャーする。お楽しみに。

《太田祥三》

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