BMWのクーペSUV『X2』もEV化!テスラの充電スタンドで激写、そのスペックは?

BMW iX2 市販型プロトタイプ(スクープ写真)
BMW iX2 市販型プロトタイプ(スクープ写真)全 14 枚

電動化に特化したBMWの「i」ブランドは、2020年に『X3』のEV版となる『iX3』を発表。その後『iX』を導入し、今年始めには『X1』のEV版『iX1』がワールドプレミアされた。続くiX2は、ブランド初のEVクーペSUVとして登場する。

スウェーデン北部のテスラの充電ステーションで、ピットストップ中を激写したプロトタイプは、かなり厳重なカモフラージュが施されている。ドアに「Electrified Vehicle」のステッカーが貼られ、充電ステーションに接続されていることからもICE(内燃機関)版のX2ではなく、EV版「iX2」であることが確認できる。

BMW iX2 市販型プロトタイプ(スクープ写真)BMW iX2 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

フロントエンドには、フルエレクトリックモデル特有のクローズド・グリルを装着。グリル中央の黒いボックスには、レーダーやセンサーなど先進装備向けのハードウェアが隠されているのだろう。一方でバンパー下部には、三角形のメッシュパターンを持つスプリットインテークも確認できる。

リアエンドでは、LEDテールライトを透明なプラスチックのようなカバーで覆っているが、その奥にはプロダクションコンポーネントが装着されていると思われる。

BMW iX2 市販型プロトタイプ(スクープ写真)BMW iX2 市販型プロトタイプ(スクープ写真)

キャビン内では、10.25インチのデジタルインストルメントクラスターと、10.7インチのインフォテインメントシステムで構成される曲面ディスプレイが確認できる。「iDrive8」システムの搭載など、他のBMWモデルのトレンドに従うと予想される。

iX2は、弟分「iX1」とそのプラットドーム、およびパワートレインを共有するだろう。おそらく、64.7kWhのバッテリーパックを積み、最高出力313ps、最大トルク494Nmを発揮するデュアルモーターのセットアップを搭載。全輪駆動システムを備えた「xDrive30」バリエーションも期待できる。またエントリーモデルとしてシングルモーターバージョンも用意される可能性がある。

《APOLLO NEWS SERVICE》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る