【トヨタ プリウス 新型】PHVではなく「PHEV」、より上の選択肢[詳細画像]

トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)
トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)全 40 枚

斬新なエクステリアデザインが話題となっている新型トヨタプリウス』。まだプロトタイプという位置付けだが、今回は3月に発売予定とされているPHEV仕様の内外装についてお届けする。

◆別車種だった「プリウスPHV」を1つにまとめた

トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)

今までプリウスのプラグインハイブリッド車は、『プリウスPHV』と呼ばれ、通常のハイブリッド車とは異なる存在として扱われてきた。しかし、5代目となる新型では「プリウス」の名の下にこれらを統合し、上質さや走りの面でハイブリッド車を超えるような存在となることを目指しているという。

トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)

同時に、「PHV」という名称も「PHEV」と改められている。市場から電動車に対する期待が高まる中、さらに「EV」、つまり電動車であるということを強く主張することが目的だという。ハイブリッド車も従来の「HV」から「HEV」に改められたことと合わせ、トヨタの電動車に対する本気度を伺わせるものだと言えよう。

◆あくまで「プリウス」、見た目の差はほとんどなし?

トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)

通常のハイブリッドとプラグインハイブリッドで大きく外見が変えられた先代と異なり、新型プリウスは両者に外見上の差異はほとんどない。ただし、大きな違いとしてルーフにソーラーパネルが追加される。これは走行距離に換算して年間1250km相当の発電能力を持つという。

国内仕様はまだプロトタイプということもあり、詳しい性能などは未発表だ。しかし、回生ブレーキの強さを設定し、減速幅を変えられる機能など、電動化の強みを活かした機能が搭載される予定だ。単に環境性能を追求するだけでなく、「上質な選択肢」としてラインナップに加えられるプリウスPHEV。トヨタの電動化戦略の行く末を占う意味でも、重要なモデルとなってくるだろう。

トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)トヨタ プリウス PHEV(プロトタイプ)

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る