さまざまな内装パーツがある中で、シートの役割や存在感は大きい。シートの表皮素材は、大きく分けて、ファブリック(布)、レザー(本革)、ビニールの3種があるが、乗り心地や風合い、肌触りにこだわって、あえてレザーシートを選ぶユーザーもいるだろう。
レザーシートは高級感があり魅力的だが、ファブリック(布)やビニールと比べてとてもデリケート。乗降時の摩擦によるデニムの色移りや表皮の擦れ、ヒビ割れといったダメージを受けやすい。特にホワイト系レザーシートの場合、乗車のたびに汚れや痛みが目立つ。
純正レザーシートにこだわる旧車オーナーなどは、張替えではなくリペア(補修)して乗り続けたい意向もあることだろう。1台のクルマに長く乗り続ける長期保有化や中古車購入が増える背景の中で、内装ケアとしてレザーシートのメンテナンスやリペア、張替えは、注目のサービスといえる。
そこで、30年近く前から、レザーシートリペアを含む、カーディテイリングサービスを展開する、大阪のプロショップ「カーメイクアートプロ」の取締役であり、内装ケア関連サービス担当の熊取祐浩氏に、同社の取り組みについて話を聞いた。
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