西武バスでは2月27日から、新座営業所（埼玉県新座市）で路線バスに大型電気バスの運行を予定していたが、2月24日にこれを延期すると発表した。理由は「諸般の事情」による。
西武バス新座営業所に設置された太陽光パネル
諸般の事情により運行開始の判断に時間を要すると判断したため、運行開始日を延期することした。変更後の運行開始日について、現時点では未定。なお、EVバスの運行開始日の延期に起因する、従来路線の運行本数の削減はない。
西武バスではBYD製の大型電気バスを運行予定だった。同じBYD製の小型電気バスを自社ブランドで販売予定だった日野自動車も、先日その発売を凍結している。理由は明らかにされていない。
日野が発売予定だったポンチョZ EV
いっぽう西武バスがEVバス導入と同日に予定していた、新座営業所施設の屋根に太陽光パネルを設置し、発電される電気を同営業所施設に供給して自家消費する、オンサイトPPA導入についての変更はない。