ソフトバンクグループで自動運転サービスを手がけるボードリーは、鹿島建設とともに、羽田空港に隣接する大規模複合施設「羽田イノベーションシティ」と羽田空港第3ターミナル間の公道を、自動運転バスのナビヤ『アルマ』で運行する3か月間の長期実証実験を実施中だ。
両社は羽田みらい開発などと共同で、2021年12月から計4 回、自動運転バスの実証実験を実施した。今回の実証実験は、1月5日から開始しており、3月31日まで約3か月間、長期にわたって自動運転バスを1日8便で毎日、定常運行に近い利用環境で実施している。
運行している距離は往復約3.9kmで、片道約15分。最大20km/hで、乗車定員は6人。自動運転バスは事前予約制で、だれでも無料で乗車できる。実証実験では2月27日時点で累計88日、599便を無事故で運行している。