旧車のメンテ、半数以上が「部分的には自分でやる」…ショップ任せは3割

トヨタ スプリンタートレノ 1.6 GTV(1986年・参考画像)
トヨタ スプリンタートレノ 1.6 GTV(1986年・参考画像)全 5 枚

旧車買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車は、旧車のメンテナンスに関するアンケートを実施。旧車乗りの半数以上が「部分的に自分で行っている」と回答した。

旧車乗りは常にトラブルに対し不安を抱えている。旧車はこまめにメンテナンスをすることが長く乗り続けられるための秘訣であり、日々のメンテナンスが欠かせない。そこで旧車王では、旧車乗りが愛車のメンテナンスをどのように行っているのか、またその理由について調査した。

まず、旧車のメンテナンスをどのように行っているか聞いてみると、52.7%が「部分的に自分で行っている」と回答。「すべてショップに任せている」は34.8%、「すべて自分で行っている」は12.5%という結果になった。大掛かりな整備は工場に入庫することがあっても、自分である程度メンテナンスができる人が多いようだ。

旧車のメンテナンスを部分的に自分で行っている理由については、最も多い回答が「簡単なメンテナンスなら自分でできるから」(39.4%)。部品やオイルの種類にこだわりがあったり、車高調を入れたり簡単なカスタムなどは自分で行う人もいるようだ。以下、「車の状態を知るため」(29.4%)、「自分でいじりたいから」(22.0%)、「工賃がかからないから」(7.3%)が続いた。このほか、「パーツ類のみ自分で輸入して整備工場に渡している」という意見もあった。

すべてショップに任せている理由については、最も多い回答が「信頼できるショップだから」(38.5%)。信頼できる愛車の「主治医」がいることは心強い。以下、「自分でいじれないから」(29.1%)、「自分でやって失敗したら怖いから」(14.5%)と続いた。このほか、「社長が車に非常に詳しい人だから」や「車検陸運に持ち込む時間が無い」などといった意見もあった。

すべて自分で行なっている理由については、「自分でいじりたいから」(35.9%)、「車の状態を知るため」(33.3%)といった意見が多かった。安心して旧車に乗るために、自分の目で見て確かめたいと考えるオーナーが多いようだ。また、「工賃がかからないから」(15.4%)といったコスト面を気にする人も一定数いるようだ。このほか、「もともと整備士をしていた」という納得の理由もあった。

《纐纈敏也@DAYS》

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