正体は何だ!? メルセデスベンツの次世代4ドアクーペ、3台のプロトタイプをスクープ

メルセデスベンツの次世代コンパクト・4ドアクーペ(スクープ写真)
メルセデスベンツの次世代コンパクト・4ドアクーペ(スクープ写真)全 37 枚

スクープサイト「Spyder7」は、2022年末からメルセデスベンツが開発を進めるコンパクト・4ドアクーペを度々目撃しているが、今回はなんと3台のプロトタイプ車両を一挙スクープだ。

現在この車両には様々な噂が流れているが、最新情報では『CLA』次期型が最有力候補だという。メルセデスベンツは、エントリーレベルのラインアップを縮小していく方針だが、CLAは数少ない存続モデルの1台だ。

メルセデスベンツの次世代コンパクト・4ドアクーペ(スクープ写真)メルセデスベンツの次世代コンパクト・4ドアクーペ(スクープ写真)

捉えた3台のプロトタイプは微妙にカモフラージュが異なるが、すべてダミーヘッドライトとテールライトを装着。ディティールは見えないが、流れるようなルーフを持つ4ドアクーペであることは間違いない。

側面では、フラッシュマウントドアハンドルを採用し、エッジの効いたショルダーラインを持つことがわかる。また、エキゾーストパイプのないリアバンパーが確認できるほか、ナンバー「ZU 91」のプロトタイプは、充電ポートらしきものが開いている。

このプロトタイプの正体は現段階で明確になっておらず、CLA次期型のほか、エレクトリックモデルの「EQAセダン」、あるいは「EQXX」コンセプトの市販型が噂されている。

メルセデスベンツの次世代コンパクト・4ドアクーペ(スクープ写真)メルセデスベンツの次世代コンパクト・4ドアクーペ(スクープ写真)

いずれにせよ、この新型車はメルセデスベンツの次世代基盤「MMA」(メルセデス・モジュラー・プラットフォーム)を採用。このアーキテクチャは2024年に世に出る計画で、新世代「MB.OS」(メルセデスベンツ・オペレーション・システム)を搭載する。今後は、ハイブリッドやPHEVパワートレインを搭載したものを含め、メルセデスベンツのラインナップのすべての小型EVと内燃機関車を支えることになるはずだ。

今回のプロトタイプがEQAだとすれば、フルエレクトリックモデル専用となるが、CLAの場合はICE(内燃機関)、PHEV、BEVとフルラインアップとなるだろう。

新型コンパクト・4ドアクーペは、2025年モデルとして2024年の登場が期待される。CLAにはシューティングブレークも導入予定だが、メルセデスベンツは今後10年で段階的にワゴンモデルを廃止すると噂されており、次期型が最後のモデルになる可能性もある。

《APOLLO NEWS SERVICE》

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