いすゞ新社長に南専務が昇格へ…「企業文化の変革を進めていく」

いすゞ自動車 社長交代会見
いすゞ自動車 社長交代会見全 3 枚

いすゞ自動車は3月10日、南真介取締役専務執行役員が4月1日付けで社長に昇格する人事を発表した。あわせてCEO(最高経営責任者)およびCOO(最高執行責任者)職を新設し、片山正則社長は代表権のある会長CEOに、南新社長はCOOに就く。

片山社長と南新社長は同日揃って都内で会見した。片山社長は「今回の人事はいすゞの経営体制の強化を目的としたもの。来年度からは長期経営戦略の策定、人事制度改革への取り組みを通じ、イノベーションを目指す集団になるべく具体的な変革を進めていく。この取り組みを確実に進めるために経営体制としてもう一段の強化を決断し、各事業のオペレーションに精通する南の社長昇格、COO就任を指名報酬委員会および取締役会に提案し、承認を頂いた」と8年ぶりとなる社長交代の背景を語った。

後任となる南専務について片山社長は「次期社長の南は私の社長在任8年間、堅実かつ大胆に各種課題に対して取り組んでくれた。中長期視点での取り組みを進めながらも経営基盤の強化を実現できたことは、企画財務の経験を持つ南の貢献は非常に大きなものがある」と評価。


《小松哲也》

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