ヒョンデのグローバル小型電動SUV、日本にも年内導入予定…『コナ』新型発表

前面空気抵抗係数は0.27

1回の充電での航続は最大490km

双方向の充電が可能なV2L機能

ヒョンデ・コナ・エレクトリック 新型
ヒョンデ・コナ・エレクトリック 新型全 10 枚

ヒョンデは3月6日、Bセグメントに属する小型SUV『コナ』(Hyundai KONA)の新型をワールドプレミアした。2世代目には、EV版の『コナ・エレクトリック』が用意され、年内に日本市場にも導入される予定だ。

写真:ヒョンデ・コナ・エレクトリック 新型

◆前面空気抵抗係数は0.27

コナは、ヒョンデのグローバル小型SUVだ。ヒョンデは2030年までに、新型のEVを11車種発表する計画。この電動化加速戦略に合わせて、新型コナではEVを先に開発するという従来とは違う手法を導入している。

新型の前面空気抵抗係数は0.27とした。空力特性に優れたノーズとテールゲートの間には、ホイールアーチアーマーとパラメトリックサーフェスが彫り込まれている。リアはクロームラインが、ベルトラインとハイマウントストップランプ内蔵のリアスポイラーをつなぐ。コナ・エレクトリックでは、ピクセル化されたシームレスホライゾンランプとピクセルグラフィックを専用装備した。

また、EV専用のデザイン要素として、フロントのトランクスペースの「フランク」、アクティブエアフラップ、V2Lアウトレット、ヘッドアップディスプレイ、i-PEDALドライビングモード、スマート回生システム、「e-ASD(e-Active Sound Design)」、エコパッケージを装備している。

ヒョンデ・コナ・エレクトリック 新型ヒョンデ・コナ・エレクトリック 新型

◆1回の充電での航続は最大490km

コナ・エレクトリックの欧州仕様には、「スタンダード」と「ロングレンジ」の2種類を用意する。駆動方式はいずれも2WDで、モーターはスタンダードが最大出力156hp、最大トルク26kgm、ロングレンジが最大出力218hp、最大トルク26kgmを引き出す。バッテリーの蓄電容量は、スタンダードが48.4kWh、ロングレンジが65.4kWhだ。ロングレンジの欧州仕様車の場合、1回の充電での航続は最大490km(WLTPサイクル推定値)。ヒョンデによると、BセグメントSUVでクラストップレベルという。

新開発のi-PEDALは、アクセルペダルのみで加速、減速、停止ができる走行モードを備える。スマート回生システムは、前方の交通状況に応じて、回生ブレーキの量を自動的に調整してくれる。

コナ・エレクトリックでは、バッテリーのプリコンディショニングにより、冬場でも確実な充電と航続を確保した。充電ドア凍結防止システムにより、マイナス30度の環境下でも充電ドアを開けることができる。また、新たに充電ドアにランプを採用し、夜間の視認性を追求している。急速充電を利用すれば、バッテリーの8割の容量を約40分で充電できる。

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◆双方向の充電が可能なV2L機能

双方向の充電が可能なV2L(Vehicle-to-Load)機能では、あらゆる機器への給電が可能で、室内外のコンセントが使える。車内では、EVの電源が入っている状態では、リアセンターコンソールの標準コンセントに機器をつなぐことができる。屋外では、V2Lアダプターを使用して、機器や家電製品をつなぐことができ、駐車時にバッテリーの電力を使用することができる。

ヘッドアップディスプレイ(HUD)は、12インチのプロジェクションを通じて、ドライバーに最適な情報をフロントガラスに表示する。これにより、ドライバーは前方に注意を向けながら、素早く情報を処理することができるという。また、e-ASDは、EVを魅力的にするバーチャルサウンドをドライバーのために作り出す。走行速度、トルク、モーターの状態、加速度などの変数を考慮し、最適なサウンドを車内に加える。ドライバーは音量を調節し、車室内のサウンドをカスタマイズすることができる。

交差点通過や車線変更時に、ステアリング操作をサポートして衝突を回避する前方衝突回避アシスト2.0(FCA2.0)などの先進運転支援システム(ADAS)を採用した。また、先行車との車間距離を保ち、遅い先行車を追い越す際にアシストするハイウェイドライビングアシスト2(HDA 2)を搭載している。

《森脇稔》

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