春は洗車にいい季節! でも、やってはいけないことがある【カーライフ 社会・経済学】

春は洗車にいい季節! でも、やってはいけないことがある【カーライフ 社会・経済学】
春は洗車にいい季節! でも、やってはいけないことがある【カーライフ 社会・経済学】全 1 枚

クルマ生活に直結する「社会・経済情報」をさまざま発信している当コーナー。今回から数回にわたっては、洗車のセオリーを解説する。洗車は自分でやった方が経済的だ。しかし、それ以上にやって楽しい。その楽しさを存分に味わっていただくための“コツ”を紹介説していく。

さて、クルマいじりを楽しむドライバーが増えてきたが、洗車もDIYメニューの1つだ。しかも成果も見て分かりやすいので、他のクルマいじりメニューと比べてもやり甲斐の大きさでひけを取らない。

なお、洗車にはコツがある。まずは、洗車をするのに向いている季節や天候について説明していこう。最初は季節について。

実は、洗車には不向きな季節が1つある。それはズバリ、真夏だ。なぜならば真夏は気温が高いがゆえに、ボディにかけた水がすぐに蒸発しがちだからだ。シャンプーしたあとの水滴が拭き取る前に乾いてしまうのは良くない。蒸発したあとに塩素がボディに残ったりウォータースポットとなったりしやすい。つまり、洗車によってむしろ新たな汚れを付けてしまいかねない。なので真夏の炎天下では、すぐに水を拭き取ることが肝要となる。または、気温が高くなる時間帯を避けて洗車するのも手だ。

続いては、天候について。ポイントとなるのは、風だ。風が強い日は洗車には不向きだ。なぜなら、洗車中の濡れたボディにホコリがつきやすくなるからだ。せっかくキレイにしたのにそのそばから汚れていきかねない。なので風が強すぎる日には、洗車を見送ることも検討したい。または炎天下で行う場合と同様に、水を使う際には即拭くことを心がけよう。

次いでは、シャンプーにおいてのコツを紹介してく。シャンプーでは、泡が重要な役割を果たす。泡はボディとスポンジの間でクッションの役目を負うのだ。実はシャンプーでもっとも気を付けるべきは、スポンジにてホコリを引きずりボディにキズをつけこと。泡はそれを防ぐのだ。

なのでシャンプーが希釈するタイプの場合には、その作業を以下の手順にて行おう。バケツに先に水を入れるのはNGだ。そうではなく最初にバケツにシャンプーを規定量入れ、その後に水を勢い良く注ぐ。そうすると十分に泡が立つ。逆に水を入れたあとにシャンプーを注ぐと泡が立ちにくい。この差はかなり大きい。参考にしてほしい。

次回は、この先の作業におけるコツを紹介していく。お楽しみに。

《太田祥三》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダ『CX-5』新型を欧州で発表…日本では2026年中に発売
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. VWの高性能小型EV『ID.3 GTX』、2代目ゴルフに着想の「FIRE+ICE」限定発売へ
  4. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. ダイハツの新型『ムーヴ』が絶好調!「スライドドア化は正解」「やるじゃんダイハツ」と評価の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  3. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る