BMWモトラッド初の「M」が進化、レース技術てんこ盛りの『M1000RR』日本初公開…東京モーターサイクルショー2023

BMW M1000RR(東京モーターサイクルショー2023)
BMW M1000RR(東京モーターサイクルショー2023)全 30 枚

BMWモトラッド初の「Mモデル」となるスーパースポーツ『M1000RR』の2023年モデルが「東京モーターサイクルショー2023」で日本初公開。開幕初日となる3月24日より受注を開始した。納車は今年夏頃より開始予定。

スーパーバイク世界選手権(SBK)用に最適化した水冷4気筒直列エンジンは、ベース車の『S1000RR』から5psアップの最高出力212ps、最大トルク113Nmを発生。2023年モデルはMウィングレットをはじめとしたエアロダイナミクスが大きく進化。さらにMカーボンパーツやMブレーキなど、レースから反映された装備でより戦闘力の上がった究極のプレミアムスーパースポーツマシンに仕上がっている。

BMW M1000RR(東京モーターサイクルショー2023)BMW M1000RR(東京モーターサイクルショー2023)

燃料タンク、タンクサイドパネル、エアボックスカバー、リアセクションをライトホワイトで仕上げたベースモデルと、燃料タンク、タンクサイドパネルをブラックストームメタリックで仕上げたコンペティションモデルを設定する。価格はベースモデルが384万9500円、コンペティションモデルが448万8500円。

シャシーはアルミ製のブリッジフレームを中心に据えており、倒立フォークとフルフロータープロキネマティクスを備えたリアサスペンションストラットによって補完。最高のラップタイムを達成させるため、レーストラック向けとして妥協なく設計するとともに、スポーティなライディングにも理想的なシャシーとサスペンションとしている。

BMW M1000RR(東京モーターサイクルショー2023)BMW M1000RR(東京モーターサイクルショー2023)

エアロダイナミクスを徹底的に追求し、より高いフロントスクリーンを備えたカーボン製の新しいフェアリング、Mウィングレット、Mブレーキダクトを備えたフロントホイールカバー、新設計のMエアロホイールカバーにより、ダウンフォースが増加。最高速度は先代モデルの306km/hから314km/hに向上させている。

《宮崎壮人》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  4. 戦後初のアウディ誕生から60周年、1965年に4ストロークエンジンで技術革新
  5. 新型『キックス』ブラジル発売で浮き彫りになった「日産への期待と本音」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
ランキングをもっと見る