B’z稲葉浩志の愛車はインディアン『FTR1200S』がベース、こだわりのポイントは?…東京モーターサイクルショー2023

FTR1200SをカスタムしたB’z稲葉浩志氏の愛車『ソニック・テンプル』(東京モーターサイクルショー2023)
FTR1200SをカスタムしたB’z稲葉浩志氏の愛車『ソニック・テンプル』(東京モーターサイクルショー2023)全 23 枚

3月24日に開幕した「東京モーターサイクルショー2023」インディアンモーターサイクルのブースに、ひときわ存在感の強いカスタムバイクの姿があった。

ステージのセンターで、金属光とともにオーラも放たれているようなそれは、「SONIC TEMPLE(ソニック・テンプル)」という車名のプレートが掲げられていた。そして、あわせて記されたオーナーの名は「Koshi Inaba / B’z」。そう、絶大な人気を誇るロックユニット、B‘zのヴォーカリスト、稲葉浩志氏の私物だったのだ。

FTR1200SをカスタムしたB’z稲葉浩志氏の愛車『ソニック・テンプル』(東京モーターサイクルショー2023)FTR1200SをカスタムしたB’z稲葉浩志氏の愛車『ソニック・テンプル』(東京モーターサイクルショー2023)

ベース車両は『FTR1200S』。インディアンのラインナップの中では、比較的モダンでスポーティなモデルだ。しかし、タンクカバーやボディパネル、フロントフェンダーはステンレス叩き出しで、ステンレスパイプやチタンサイレンサー、フロントフォークやブレーキ導風板など、大きなパーツからディテールまで、金属の質感にこだわったパーツセレクトがされ、無骨さと凄みを加えている。

ホイールは17インチのアルミから、19インチのワイヤースポークタイプに換装。タイヤはフージャー製のモトクロス用であるフラットトラックタイヤで、クラシックなレースマシンを思わせる雰囲気を漂わせる。

FTR1200SをカスタムしたB’z稲葉浩志氏の愛車『ソニック・テンプル』(東京モーターサイクルショー2023)FTR1200SをカスタムしたB’z稲葉浩志氏の愛車『ソニック・テンプル』(東京モーターサイクルショー2023)

スイングアームやマフラーには彫金加工が施されているが、手がけたのはこのソニック・テンプルのビルダーであるチーターカスタムサイクルズの大沢俊之氏。デザイナーは、アパレルブランド「NEIGHBORHOOD」の代表で、稲葉氏と親交のある滝沢伸介氏。そのジョイントプロジェクトであるジュラシックカスタムズによって、このマシンは仕上げられた。

インディアンのブースにはこのほか、チーターカスタムサイクルズが手がけたダートレーサー風の『FTR S』や、レザーブーツで有名なレッドウイングとコラボした『チーフ・ダークホース』、そして市販モデルの計9台が展示されている。インディアンやB’zのファンならずとも、目を奪われそうだ。

レザーブーツブランド、レッドウイングとコラボしたチーフ・ダークホースレザーブーツブランド、レッドウイングとコラボしたチーフ・ダークホース

《関耕一郎》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る