驚きのコスパに感動! 5万円代でスイフトスポーツの冷却性能を大幅に向上させるタナベ「クーリングプレート」

驚きのコスパに感動! 4万円代でスイフトスポーツの冷却性能を大幅に向上させるタナベ「クーリングプレート」
驚きのコスパに感動! 4万円代でスイフトスポーツの冷却性能を大幅に向上させるタナベ「クーリングプレート」全 6 枚

スズキ『スイフトスポーツ』の性能をさらに高めるための導風プレートをタナベが企画。熱交換器の効率をアップさせつつ、エンジンルームの温度を下げることも可能となるアイテムが「クーリングプレート」だ。

スイフトスポーツは、純正で前置きインタークーラーレイアウトになっており、走行風がダイレクトにインタークーラーに当たるようになっている。しかしその前の純正シュラウドに凸凹があり、それが空気の流れを阻害していると分析。

そこでまずインタークーラー前を走行風がスムーズに流れるようにプレートを製作。その上部のグリルはエアコンコンデンサーに直接風があたり、その先にラジエーターがあるレイアウト。こちらも凸凹のある純正シュラウドをスムーズにするプレートを製作した。

◆前置きインタークーラーの効率をアップ

クーリングプレート “フルセット”:55,000円(税込)クーリングプレート “フルセット”:55,000円(税込)

どちらも走行風の流速を落とすことなく、インタークーラーとエアコンコンデンサーにぶつけることで、走行風が抜けやすくなる。この風が抜けるときに熱を奪う仕組みなので、流速が高くなればそれだけ冷却効率が高まる。インタークーラーの熱交換効率が高まれば、吸気温度が下がりパワーやレスポンスアップに効果的。エアコンコンデンサーはその先にラジエーターがあるので、冷却水の水温を下げることに貢献し夏場のエアコンの効きも向上することが見込める。

さらにバンパー裏にある開口部からエンジンルームに走行風が入る仕組みになっているが、その部分にダクトを追加。エンジンルーム内の風速が10%以上高められている。加えて、エンジンルーム内の温度も4.8~5.0度下がることが確認された。エンジンルームの温度が下がれば、エアクリーナーボックスも熱を持ちにくくなるので、吸気温度を下げることに貢献できる。またエンジン本体からの放熱も期待できるので、冷却効率のアップにもつながるのだ。

タナベ クーリングプレート:装着イメージタナベ クーリングプレート:装着イメージ

インタークーラー自体を交換すれば吸気温度を下げることは可能。さらにエンジンルームの温度を下げようと思えば、ダクト付きボンネットにするなどの手もある。しかしいずれもかなり大掛かりなチューニングで、10万円近いコストが必要になってくる。対するクーリングプレートは追加するだけで効果を発揮し、価格も4万2900円。同時にエンジンルームを彩るフェンダープレートを装着すればドレスアップ効果も高い。

こちらは純正車のコスト削減からかフェンダー裏側が丸見えの部分をプレートで覆うもので、単品で1万4300円。クーリングプレートとセット価格で5万5000円の割引価格で購入できる。ドレスアップにも効果が大きく、走りにも冷却性能にも確実に効いてくるパーツが5万円台から手に入るのはかなりのバーゲンプライス。アイディアを活かした新たな提案のパーツなのだ。

《加茂新》

加茂新

加茂新|チューニングカーライター チューニング雑誌を編集長含め丸15年製作して独立。その間、乗り継いたチューニングカーは、AE86(現在所有)/180SX/S15/SCP10/86前期/86後期/GR86(現在所有)/ZC33S(現在所有)。自分のカラダやフィーリング、使う用途に合わせてチューニングすることで、もっと乗りやすく楽しくなるカーライフの世界を紹介。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. マッスルカーにはやっぱりエンジン!新型『チャージャー』登場に「センス抜群!」「これなら日本でも」など反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る