日本企業がカーディテイリング商材をアピール…台湾で「TAIPEI AMPA」開催

台湾で最大規模となる自動車部品・用品の展示会「TAIPEI AMPA2023」が4月12日~15日の4日間に渡って、台北市のNangang Exhibition Centerで開催
台湾で最大規模となる自動車部品・用品の展示会「TAIPEI AMPA2023」が4月12日~15日の4日間に渡って、台北市のNangang Exhibition Centerで開催全 6 枚

台湾で最大規模となる自動車部品・用品の展示会「第39回 TAIPEI AMPA」が4月12日~15日の4日間に渡って、台北市のNangang Exhibition Centerで開催された。今年はTAIPEI AMPAと併催で「第18回 AUTOTRONICS TAIPEI」と「E-mobility Taiwan 2023」も開催され、EVや自動運転関連の展示も行われた。

今回のTAIPEI AMPAでカーディテイリング関連商材をアピールしていた日本企業は、株式会社アイネットとダイワオートモビルズ株式会社の2社だった。

黒のカーシャンプー&ガラスコーティング剤…TEOGONIA

株式会社アイネットは、“こころ動かすコトづくり”をフィロソフィーに掲げるアウトドア・モーターサイクルブランド『TEOGONIA(テオゴニア)』のカーシャンプー「HOPITOS-DIO(ホピトス-ディオ)」と、ガラスコーティング剤「HOPITOS-KARIS(ホピトス-カリス)」を展示していた。

「HOPITOS-DIO」は、天然の炭成分が含まれた黒色の中性カーシャンプー。ノーコンパウンドの希釈タイプで、汚れの程度に合わせて希釈濃度を変えて使用でき、すべての塗装色に対応。黒色のカーシャンプーを泡立てるとクリーミーな白い泡となり汚れを浮き上がらせ、摩擦によるキズがつきにくい点が特徴とのこと。一方、「HOPITOS-KARIS」はムースタイプのガラスコーティング剤。ボディに塗布するとガラス被膜が形成され、塗装表面のキズや凹凸を埋めて平らにしてツヤを生むと同時に、酸性雨や紫外線から塗装を守る効果があるという。

株式会社アイネットが「TEOGONIA」のカーシャンプとコーティング剤を展示

看板商品「ナノメタルコーティング」を訴求…ダイワプロテック

ダイワオートモビルズ株式会社は、JAPAN QUALITY(日本品質)をコンセプトに掲げるボディコーティングブランド『ダイワプロテック』の商材を展示していた。

ブースでは、同ブランドの看板商品として日本でも積極的に展開している、天然レアメタルを配合したプロ向けの「ナノメタルコーティング」シリーズ品を中心に訴求。同社が日本でも打ち出している “無機素材 フッ素なし”を強調した展示が行われており、コーティング剤やコーティング専用のメンテナンスキットのほか、コンパウンド各種やポリッシャー用バフなども展示。また、プロ向け商材だけでなく、一般ユーザー向けのコーティング商品も展示されていた。

JAPAN QUALITY(日本品質)をコンセプトに掲げるボディコーティングブランド『ダイワプロテック』が出展

台湾や米国メーカーのカーディテイリング商材もチェック

日本以外の海外企業がアピールしていたカーディテイリング商材としては、台湾メーカーのBLACK PEARL INTERNATIONAL INDUSTRY CO., LTD.が、自社のベストセラー商品として研磨ワックス剤「Black Pearl Spray Wax」を展示していた。

台湾メーカーのBLACK PEARL INTERNATIONAL INDUSTRY CO., LTD.は、研磨ワックス剤「Black Pearl Spray Wax」を展示

また、米国の総合ケミカルメーカーとして世界的に知名度があるStoner Inc.が出展。同社は全米No.1の売上があるという、一般ユーザー向けのガラス用洗浄剤「Invisible Glass」シリーズを展開しており、日本では呉工業株式会社が販売代理店として提供している。ブースでは、ガラスクリーナー「Stoner Car Care」の施工実演などが行われていた。

米国の総合ケミカルメーカー Stoner Inc.が出展し、ガラスクリーナーの施工実演を行っていた

このほか、日本の大手製薬会社や芳香消臭剤メーカーの製品をOEM生産しているという台湾メーカーのAromate Industries Co., Ltd.が出展。カーエアコンの吹出口にセットすることで香りを拡散し、防カビ・除菌などを行うアロマディフューザーブランド「QURE」をアピールしていた。

台湾メーカー Aromate Industries Co., Ltd.はアロマディフューザーなどを展示

今回のTAIPEI AMPAは、台湾メーカーを中心に528の企業・団体が出展し、1,216のブースが構えられ、会期中の来場者数は4月17日時点で公式発表が行われていない。体感として4年前の「第35回 TAIPEI AMPA」開催時と比較すると出展社数・来場者数ともに、コロナ禍前の状況に回復していないものの、台湾の自動車アフターマーケットの最新動向や注目商材が一堂に集まる貴重な展示会としての存在感は大きく、今後のさらなる盛り上がりに期待したい。

日本企業がカーディテイリング商材をアピール…台湾で最大の自動車部品・用品の展示会「第39回 TAIPEI AMPA」が開催

《カーケアプラス編集部》

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