自動検知システムで車内の異常を通知、アルパインが送迎用バス置き去り防止システムを発表

乗降時確認装置の動作イメージ
乗降時確認装置の動作イメージ全 5 枚

アルパインマーケティングは、乗降時確認と動検知システムで車内の異常をWeb/メールで知らせる送迎用バスの置き去り防止システムを発表。国土交通省による認定取得後、7月より販売を開始する。

[図:自動検知機能の動作イメージ]

近年、送迎用バスでの園児置き去り事故が相次いで発生。2023年4月1日より「送迎用バスの置き去り防止を支援する安全装置」の設置が義務化され、設置に対する補助金(一台あたり上限額17万5000円)の給付も開始された。アルパインマーケティングでは、乗降時確認式の安全装置に加え、グループ会社であるアルプスアルパインが有するセンサー技術を活用した置き去り防止安全装置を開発。乗降時の確認と合わせて人体を検知するセンサーにより、車内での園児置き去り防止を支援する。

乗降時確認式安全装置はキースイッチ(イグニッションキー)をオフにすると、車内点検メッセージが流れて、車内の点検モレを防止する。車内の点検後、本体の「たすけてボタン」を長押しすることで待機モードに設定。「たすけてボタン」を押せば、救助を求めるメッセージを大音量で車外に発信する。また、運転席のスイッチで園児の乗降を周囲にアナウンス。危険が潜む乗降中も周囲に注意を発信する。

自動検知システム機能には、人体を検知する「PCRセンサー」を採用。対象となる人が眠っている状態でも検知する。スイッチ等の操作は不要で、エンジン停止の15分後、車内で人体を検知した場合、非常事態をWeb/メールで通知する。また異常検知がなくても、そこからさらに15分間、検知システムが連続作動する。GPSやGalileoなどのマルチGNSS(全球測位衛星システム)で測位した位置情報を無線通信し、クラウドサーバーへ提供する「GNSSトラッカー」を採用。確実で安定した車両データの送信を実現する。また、12V、24V電源に対応し、小型から大型までの幅広い車種に装備できる。

なお、アルパインマーケティングは送迎用バス置き去り防止システムの販売に際しては、テクノクラフトと協業。同社の幼稚園・保育園・こども園向けクラウドサービス「コミュなび」との連携で、異常発生時の画面お知らせや先生・保護者へのメール/アプリプッシュ通知を始めとした総合的な園児の安全管理を実現する。

《纐纈敏也@DAYS》

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