青梅鉄道公園が2年半の休園…展示車両の見直しなどリニューアルへ 9月1日から

青梅鉄道公園で展示されている0系新幹線車両。大阪万博輸送向けに1969年に製造された先頭車の22形75号で、モーターなどの床下機器は取り外されている。
青梅鉄道公園で展示されている0系新幹線車両。大阪万博輸送向けに1969年に製造された先頭車の22形75号で、モーターなどの床下機器は取り外されている。全 2 枚

JR東日本と公益財団法人東日本鉄道文化財団は4月26日、青梅鉄道公園(東京都青梅市)を9月1日から休園すると発表した。

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同公園は、国鉄時代の1962年に鉄道創業90周年を記念して開設されたもので、資料などを展示している2階建ての記念館と展示車両群から構成されている。

車両は明治~昭和期の蒸気機関車である5500形、2120形、9600形、8620形、C11形、E10形、戦前製の国産電気機関車で重要文化財であるED16形、青梅線でも運用された戦前製の旧型国電クモハ40形、0系新幹線車両の先頭車(22-75)が展示されている。

しかし、開設から60年程度が経過し、設備の老朽化が顕著となったことから、「中央線・青梅線の鉄道の歴史を伝える学びの場」というコンセプトで2025年度末を目途にリニューアルされることになり、今後は記念館の建替えや、展示物、展示車両、入園方法、園内設備の見直しが検討されるという。

青梅鉄道公園の開園時間は10時~16時30分(入園は16時まで)で、毎週月曜日(月曜日が休日の場合は火曜日)が休園となる。入場料は小学生以上100円。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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