ハイエースが寝台列車に?! 業界初の両側2段ベッド採用:MDNマドンナ「FCスリーパー」…神奈川キャンピングカーフェア

MDNマドンナ「FCスリーパー」
MDNマドンナ「FCスリーパー」全 16 枚

MDNマドンナ神奈川キャンピングカーフェアに展示した『FCスリーパー』は業界初、室内両側に2段ベッドを採用したバンコン。寝台列車さながらの就寝スペースが多くの来場者の目を引いた。

MDN マドンナブランドのキャンピングカーを展開するナニワは、元々、船舶を専門に扱う企業。そこで培った高度な金属加工技術や豊富な知識をもとにオリジナリティ溢れるキャンピングカーを製作している。

FCスリーパーはワイドボディ・ハイルーフのトヨタハイエース」がベース。注目の両側2段ベッドにも持ち前の金属加工技術が存分に活かされており、金属フレームが非常に軽量で跳ね上げや展開が簡単でありながら、耐荷重は150kgを確保しているという。

ベッドのそばのウインドウ部分や天井などにはリアルウッドをあしらって、高級感を演出。左右のベッドの下にはそれぞれ、USBとコンセントを配備して、スマホやタブレットの充電もバッチリだ。

ベッドを使用しない時は、家族や仲間でゆったりと寛げる対面テーブルが構成できる。また、両サイドの下段のベッドの間にマットを敷き詰めれば、就寝定員が1人増えて最大5人となるほか、お座敷感覚で足をのばしてリラックスすることもできる。

キッチンは調理のしやすさに重点が置かれている。カウンターの面積は広く、蓋付きのシンクとコンロをビルトイン。電子レンジも標準装備している。このクラスで5人の就寝スペースを確保しつつ、これだけのキッチンを持っているモデルはそう多くはない。

しかも、このクルマは、旅の荷物をリアゲートではなく、スライドドアから積み下ろしし、車両中央に乗せる前提で設計されている。ちょうど、その荷物スペースがキッチンに立った際の後方に当たるので、確保窮屈さを感じずに料理ができる。

快適な室内環境を支えるための電源供給には、ASAGAOの2KWのポータブル電源を採用。同社でさまざまなポータブル電源を長距離使用して、耐熱性や操作性などを比較した結果、ASGAOのものに決めたという。急速2時間充電が可能なことや日本語でのサポートがあることなども、このポータブル電源のメリットだ。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 軽自動車よりも小さい! 15歳から運転できるオペル、約132万円から販売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る