豊田自動織機製フォークリフトの型式指定取り消し…一酸化炭素など発散防止装置

豊田自動織機のフォークリフト(参考画像)
豊田自動織機のフォークリフト(参考画像)全 1 枚

国土交通省は、豊田自動織機のフォークリフトの型式指定を取り消す行政処分を実施した。

型式指定を取り消したのは、フォークリフトに搭載している一酸化炭素などの飛散を防止する装置型式「YDN-1ZS-4-01」と「YDN-1KD-4-01」で、このエンジンを搭載するフォークリフトの販売ができなくなる。

豊田自動織機では、対象のフォークリフトの長距離耐久試験でデータを改ざんし、排出ガス性能が基準を満たしている技術的根拠がないにも関わらず、不正に型式指定を取得した。また、排出ガス性能が保安基準に不適合となった。

4月25日に聴聞を実施し、この結果を踏まえて型式指定取り消し処分を決めた。

同社はディーゼルエンジン2機種とガソリンエンジン1機種の合計3機種の日本市場向けフォークリフトの出荷を停止している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る