「2023熱気球ホンダグランプリ」第1戦・佐久バルーンフェスティバル、35機の熱気球が3日にわたり空中戦

2023熱気球ホンダグランプリ 第1戦・佐久バルーンフェスティバル
2023熱気球ホンダグランプリ 第1戦・佐久バルーンフェスティバル全 14 枚

「2023熱気球ホンダグランプリ第1戦・佐久バルーンフェスティバル2023」が2023年5月3日~5日、長野県佐久市・千曲川スポーツ交流広場で開催され、3回のフライトで9つのタスク(競技)が行われた。今回の熱気球競技には「熱気球ホンダグランプリ」エントリーの30機含む35機が参加した。

3日朝は会場から離陸し、指定された×印を目指す競技「ヘジテンションワルツ」や「パイロットデクルアドゴール」、宣言した目的地を目指す競技「ジャッジデクレアドゴール」の3つの競技を実施。4日朝は会場外から離陸し、指定された×印を目指す競技「フライイン」と「ジャッジデクレアドゴール」を2つ、競技中に宣言した目的地を目指す競技「フライオン」の合計4つの競技を実施。5日朝は会場から離陸し、「パイロットデクレアドゴール」と「ヘジテンションワルツ」の2つの競技を実施。合計9つの競技の合計得点で優勝を争った。3日と4日の午後も競技飛行を予定していたが、いずれも強風のため中止となった。

今回の大会で優勝したのは「Team Yakult(チームヤクルト)」山下太一朗選手(7696ポイント)。昨年12月の「2022熱気球ホンダグランプリ最終戦・栃木市渡良瀬バルーンレース2022」に続く連勝を果たし、今年4月1日時点で29歳以下またはパイロットライセンス取得後5年以内の新人選手が対象の「新人特別賞」も受賞し、本田技研工業から表彰を受けた。2位に「Team Kailas(チームカイラス)」宮田浩樹選手(7029ポイント)、3位に「B.C.アマツバメ」高橋一樹選手(6885ポイント)が入賞した。

また、今回の佐久に加え、一関(岩手県)、佐賀、栃木市渡良瀬の年間4戦のグランプリポイントで争う「2023熱気球ホンダグランプリ」第1戦までの順位は、1位「やずやバルーンチーム」(48ポイント)、2位「Team Yakult」(47ポイント)、3位「ウイニングバルーンクラブ」(46ポイント)となった。

また、会場では「オフィシャルバルーン」による熱気球係留体験や、4日夜に熱気球夜間係留「バルーンイリュージョン」が行われた。

「2023熱気球ホンダグランプリ」次戦は10月13~15日に第2戦「一関・平泉バルーンフェスティバル2023」が岩手県一関市・一関水辺プラザで開催される。

《中島 丈晴》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. マッスルカー『チャージャー』、内燃エンジン仕様が登場…直6ツインターボで550馬力
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. 「リアウィンドウがない」のが斬新と評価! ポールスター『4』がデザイン賞の最高賞に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る